インターネットと途上国の可能性を信じている@3_waです。
そんな私にとって衝撃的なニュースが飛び込んできました。
Googleが途上国でのインターネットサービスの無料提供を開始するとのニュースです。
Google Free Zoneとは?
Google Free Zoneは、携帯電話を活用したサービス。携帯からGoogleの主要サービス(Google検索、Gmail、Google+)を使っても、インターネット代がかからないというスキームです。
ご存知の方も多いと思いますが、途上国はパソコンよりもスマートフォンをはじめとした携帯電話の普及率が圧倒的に多いです。
このGoogle Free Zoneの登場により、途上国の人たちのデジタルデバイドが解消され、Googleの新興国展開も進みます。まさにWin-Winな社会貢献と言って良いでしょう。
まずはフィリピンから
Google Free Zoneは、フィリピンの大手通信キャリア・Globe Telecomと提携し、第一弾の導入が開始されます。
フィリピンは携帯電話の普及率が90%近い先発途上国。この連携により、携帯電話の活用幅がさらに広がることが期待されます。
ASCII.jp:Google、発展途上国を対象としたGoogle Free Zone を提供開始 まずはフィリピンから
Google Free Zoneの課題
Google Free Zoneは決して完璧なサービスではありません。
Google検索結果を見ることができますが、そのページから新しいページにジャンプすると、通信会社が切り替わり、パケット代が発生する仕組みになっています。おそらく最初は混乱する方もいるでしょう。
しかし、それでもGmailの利用を始め、携帯電話の可能性が一気に広がったのは言うまでもありません。フィリピンでのプロジェクト成功に大きく期待したいです。
Free Zone powered by Google – Google
今回のカギ
今回のカギは、
■デジタルデバイドに負けない社会作りを
です。
ネットから得られる情報は毎秒ごとに増えており、ネットユーザーと被ネットユーザーで大きな情報格差が生まれています。
Google Free Zoneがこの深刻な社会問題を切り開くカギになるか、これからしっかりフォローしていこうと思います。
@3_wa
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