昨年の1年間を「物語」で振り返ることのススメ。

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新年になって早6日。昨年の振り返りはできていますか?

私が代表をしている団体は昨日から仕事始めだったのですが、仕事始めに皆で昨年の振り返りをしました。

ポイントは昨年の一年間を「物語」として語り、皆で振り返ること。いろいろ気づきがあったので、今回は皆さんにお勧めしたい理由をご紹介します。

昨年を「物語」で振り返ることになったキッカケ

キッカケは、こちらの記事でした。

昨年末、友人や知り合いの間で話題になっていた記事ですが、私は一年間を「物語」として振り返ることに強く惹かれました。

文章や図表ではなく、誰かに直接「物語」るからこそ、気づくことがあります。

ここでは実際にやってみた上で、皆さんにもぜひお勧めしたい理由をご紹介しましょう。

「物語」で振り返る3つのメリット

行動の「流れ」がよく分かる

一つ一つの行動は繋がっています。

単純な行動と結果だけでなく、ある行動から刺激を受けて新しい行動が生まれたり、結果が異なったということだってありえます。

例えば、こんな例があります。

以前からプライベートで仲の良かったAさんから勧めれた本を読み、その本の読書会に参加したところ、その勉強会で知り合ったBさんと意気投合して新しい事業が生まれる、なんてことがあります。

何が言いたいかというと、物事は決して単純じゃないんです。

特に自分ではない誰かが登場することで、物語は多少複雑にはなりつつも厚みや流動性は何倍にも膨れ上がります。

「物語」にすることで見えるのは自分の変化だけではありません。周りの人がどう変化したのか、一緒にどう変わっていったかまで表現できるのです。

気持ちの「流れ」もよく分かる

「物語」で表現できることは行動の変化だけではありません。

文書として残りにくい気持ちの変化まで表すことができます。

例えば、仕事の報告書を書いたとしましょう。半年間のプロジェクトの最終レポートと仮設したとします。さて、ここに何を入れるでしょうか?

「嬉しかった」「楽しかった」

こういった言葉は中々出てこないですよね?でも、それこそが仕事のやりがいであり、生きがいであるはずです。

それだけではありません。

成功体験以上に失敗体験からから学ぶことは本当に多く、どう気持ちが変化したかは、自分の生き方そのものの変化にもつながります。

こういった本当に大切な気持ちの変化を、「物語」であれば示すことができるのです。

点と点が繋がる

仕事への情熱は、職場環境だけで決まるものではありません。

例えば、違う会社に就職した友達の昇進ニュースを耳にしたとします。

すると、ある人はやる気が上がり、ある人はやる気が下がることでしょう。

このように仕事とは直接関係ない「外」の話が自分の仕事の結果を左右することは少なくありません。

ただ、これはやはり仕事の内容を振り返るだけでは見えてこないのです。

自分を中心にした「物語」を組み立てるからこそ、点と点が繋がり、自分の深い部分で見つめ直すことまでできるのです。

できれば仲間と語り合いましょう

こういった行動や気持ちの変化をなぜ言葉にするのか?

それは他人になかなか理解されにくいけど、理解されると深い部分でつながることができるからだと私は考えます。

近くで一緒に仕事をしている仲間であっても、仲間が何を考え、悩んできたか正しく理解している人は少ないでしょう。

これは自分も同じです。伝わっていると思っていたことが伝わらない理由は、情報が一部しか届いていなかったり、気持ちの変化まで汲み取ってもらえないから、ということも多々あります。

「物語」にして振り返る。

面倒くさいと感じるかもしれませんが、昨年の10大ニュースを並べるよりも、遥かに自分の深い部分と向き合い、大切な人に自分という人間を理解してもらうことができるでしょう。

私はこれから毎年「物語」で振り返りをしていこうと思います。

良かったら、ぜひご一緒に。

@3_wa

「物語」で1年間を振り返るときの3つの工夫。

2016.01.07
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