「ニューヨークの街にも緑と農業を」
先進国で自然に触れる機会がどんどん減っていることを危険視し、建築の力でニューヨークの街に緑溢れる施設を考えたベルギー出身の建築家VINCENT CALLEBAUTさんの発想が素晴らしかったのでご紹介を。
トンボの羽のカタチをした農場施設「Dragonfly vertical farm」
ニューヨークの街に持続可能で緑溢れる施設を作ることができないか?
VINCENT CALLEBAUTさんが悩んだ末に構想したのがDragonfly Vertical Farmという巨大施設。Dragonflyの名前の通り、トンボの羽をイメージした建物になります。
132階建て、高さ600mを超える巨大施設。建物の中の電気は全て自然エネルギーで創造され、他の自然資源に依存することはありません。
また28種類の異なる農場が存在し、野菜や果物などを収穫することも可能です。建物の中に小さな地球が存在するようなイメージですね。
いくつかコンセプト写真が公開されていたのでご紹介しましょう。
▼自然エネルギーを建物の中で生み出せる仕組みになっています。
▼大小さまざまな動物が存在し、本物の自然に触れることができます。
▼1階は市民の憩いの場として子どもたちに緑と触れる機会を。
▼もちろん大人も緑の中でくつろぐこともできます。
自然との触れ合い、農業の魅力、持続可能な世界。VINCENTさんの夢が詰まったニューヨークの巨大建築。道のりは険しいと思いますが、ぜひ実現して欲しい未来です。
今回のカギ
今回のカギは、
■デザインの力で、誰もがハッピーになる社会を
です。
世界中に存在する素晴らしいアイデアを一箇所にあつめて社会を作ることが出来たら、素晴らしいコミュニティができるのではないかと最近本気で思います。
誰もがハッピーになれるデザイン、私も勉強していこうと思います。
@3_wa
[via Dragonfly- Vertical Farm concept for NYC by Vincent Callebaut Architectures – wordlessTech]