「人が想像できるすべての事は起こりうる現実だ。」
これは物理学者ウィリー・ガロン氏の言葉ですが、「”第六感”開発中」 というTED動画を見て確信しました。
驚きの近未来に挑戦するのは、MITのパティ・マース准教授と研究生代表のプラナブ・ミストリ。
彼らの描く夢のデバイス開発をご紹介しましょう。
もっと直感的に情報を入手できる世界へ
スマートフォンが登場して、随分と直感的に操作できるデバイスが増えてきました。
しかし、その遥か先を見つめるのがMITの「第六感(SixthSense)」開発チーム。
歩いているだけ情報が入ってくるような、気になったことを瞬時に検索できるような、そんな直感的なデバイス開発はすでに始まっています。
スピルバーグもびっくりのデバイスは思ったよりも安い?
映画「マイノリティリポート」を想像させる小型カメラ&プロジェクターと指サック。
4本の指サックの動きをカメラが追い、撮った写真やデータはすぐに投影できます。
こんな映画のようなデバイスに使っている機材の費用はなんと350ドル。パソコンより安いです。
部品もカメラや携帯電話など身近なものを組み合わせただけで特別なものではないのです。
夢の先にある更なる夢
デバイスを使ったデモは会場を虜にしました。
スーパー、本屋、飛行機、会議などあらゆるシーンの未来が変わります。
しかし、彼らが目指しているのは、その先にある「夢」の世界。
脳にデバイスを移転して、究極の直感ツールを作ること。
彼らの挑戦はまだまだ今も続いています。
【感想】モノの可能性と、デモの素晴らしさがわかる動画
最近、Googleグラスというツールが販売されたのをご存知でしょうか?
GoogleグラスはミッションインポッシブルⅡの冒頭で登場する眼鏡型スマートフォンそのものです。
想像がどんどん現実化していくモノの魅力をたっぷり堪能できました。
また、モノを世に広めるには言葉よりもデモの方が必要でしょう。
上で500字の言葉にしても、10秒には遥かに及びません。
プレゼンテーションでもデモや動画は今後の主流になるのではないかと思いました。
動画情報
約9分の動画です。日本語字幕もありますので、良かったらぜひ動画もご覧ください。
[1分TED]について
「TEDを見たいけど、英語が苦手。」
「10分は少し長い、見る時間がない。」
そんな声から、1分間で動画の魅力がわかるTED紹介、略して[1分TED]は始まりました。この記事を読んで、少しでもTEDの楽しさや面白さが沢山の人に伝わればと思っています。
NHKでも毎週月曜、夜11時から放送されていますので、ぜひご覧いませ。
スーパープレゼンテーション|Eテレ NHKオンラインそれでは、これからも楽しいTEDライフを!
@3_wa