昨日宣言した通り、ビジネス書の「スローリーディング」をはじめた@3_waです。
そして早速つまづきました・・・。
今回は、私が「スローリーディング」をはじめてすぐ困ったことについてご紹介します。
目的のない読書は、怖い
先日から繰り返しお伝えしてきましたが、私にとって速読とは自分が欲しい知識(ゴール)を効率的に得る方法であり、本を読む前に欲しい知識を設定することが当たり前でした。
一方、「スローリーディング」はブログ「earth in us.」の言葉を借りるなら、旅するように読書するものであり、目的を深く決めずにまず歩き始め、「出会い」を楽しみます。
最初はワクワクしながら本を読み進めたのですが・・・数ページでつまづきました。
というのも、全ての文字が出会いに見えてしまい、今度は本が全然進まないのです。
「スルーする力」と「反射する力」
というわけで、早速読書方法の微修正しました。
まずは「スルーする力」。何もかもを「出会い」にしようとはせず、深く心に響いた言葉を中心に拾って行くことにしました。
ここまでは速読と大差ないのですが、ポイントは「反射」です。響いた言葉があったら、ここぞとばかりに思いっきり打ち返すよう心がけました。
イメージはテニスです。向こうから飛んできたボールを打ち返し、それに対してまた返ってきたボールを打ち返す、この繰り返しです。
一箇所、もしくはその周辺部分をずっと行き来しながら、一つのボールでラリーを続けるというイメージで本を読み進めたところ、これは中々心地よいものでした。
相手からどんなボールが返ってくるか、分からないから面白い
「スローリーディング」を実践してまだ日は浅いですが、この「反射」が、つまり相手から返ってくるボールをさらに打ち返すのが、この読み方の面白さではないかと思っています。
目的に向かって走るのではなく、跳ね返ってきたボールを打ち返すことで、思考は先には進まないかもしれませんが、深いところまで掘り下げることができます。
と、ふわふわした感想になってしまいましたが、「スローリーディング」の読後感はまさにこんな感じです。確かに、旅をしていたときの感覚に似ているものがありますね。
今しばらくは「反射」を意識しながら、「スローリーディング」を楽しんで行こうと思います。
良かったら、ぜひご一緒に!