4月にどうしても達成したい2つの目標

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Cherry blossom
flickr.comCherry blossom Photo by Zdenko Zivkovic

ご無沙汰してます。
三輪@坊主頭です。

新年度に入り、昨年度の反省と今年度への気合いを込めて頭を丸めました。

思えば、ずっと坊主だった高校時代。甲子園という一つの目標に向かってひたすら一つのボールを追いかけ続けた毎日でした。あの時、確かにあったものが最近失われてきてしまっているような気がしてなりません。

「甲子園に行く」

自分に対しても、周りの人に対しても、胸を張って目標を宣言してきたあの感覚を取り戻したい。けれども、2011年に入って、エジプトのデモや東日本大震災といった予想もできなかった大きな変化が起き、何を目指すべきか非常に戸惑いました。未だにゴールは見えておりませんが、それでも今できることを精一杯行わねば、と覚悟を決めた次第です。

今回はそんな私が、4月に掲げた小さな目標(心構え)をご紹介します。小さな達成を繰り返し、もっともっと前に進もうと思います。

 

心を坊主に

これは半分達成された目標でもありますが、頭と心を坊主にすることが最初の目標です。「謙虚な姿勢」という言葉に置き換えることができるかもしれません。以前、頭を丸めてブッダガヤの日本寺で座禅の基礎を教えて頂いたことがありました。足や手の組み方ではなく、心のあり方を最初に教えて頂いたことを今でも覚えております。

自分に驕ることなく、他人を敬うこと。
捨てることと受け入れいることを恐れないこと。

あの時の教えを胸に、頭も心も丸めようと思いました。また、昨年読んで感銘を受けた『人生生涯小僧のこころ』の中で、著者の塩沼さんが過酷な修行の日々から感謝の心を見出したとの記述がありました。小さなことにも感謝できるよう、これから毎日心を坊主にする意識を持ち続けたいと思います。

 

今あるものを大切に

これは昨年の大きな反省点でもありますが、社会人になったことで広がった可能性に目が行き過ぎ、足元をきちんと見ることができませんでした。確かに、これまでの人生の中で最も多くの目標を達成できた一年でしたが、同時に達成できなかった目標(守れなかった約束)もこれまで以上でした。

また、早く一人前の社会人になりたいという焦りと、大きな目標を達成したいという思いから、基礎よりも成果を意識していたことも事実です。その過程で、多くの人たちの力を借りたのに、まだきちんとお礼ができていません。そして、多くの人に迷惑をかけたのに、まだ恩を返すだけの力がありません。

だからこそ、この4月はもう一度、足元を固め、すぐ近くにあるものをもっと大切にしようと思います。手の届く範囲で、きちんと手を取ることができていないものをきちんと掴もうと思います。

以上、だいぶ抽象的な目標ではありますが、4月はこの課題(目標)をぜひ達成したいと思います。5月を迎えた時に、この二つの課題が自分の基礎として染みついているように、これから頑張ります!

それでは、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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