プレゼンの中に敵役を作ろう!『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』の[1分書評]

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「自分のプレゼンは何か物足りない気がする」

こんな壁にぶつかったことはないですか?プレゼンテーションは実践を繰り返すたびに上手になるものですが、一つ上のレベルを目指すのであれば理論をしっかり身に付けておく必要があります。

今回ご紹介するのは世界一のプレゼンテーターとして名高いスティーブ・ジョブズのプレゼンの秘密。今すぐプレゼンのレベルが上がる3つのポイントをご紹介しましょう。

 

プレゼンは敵と正義の味方の物語

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photo credit: Jeff Kubina via photopin cc

プレゼンはストーリーが大切です。共感してもらいやすい物語を届けることで、観客の心を掴むことができるのです。しかし、どうやったら良いストーリーは作られるのでしょう?

ポイントは敵と正義の味方を物語に入れることです。みんなが嫌がる問題(敵)と、そんな問題を解決するアイデアやモノ(正義の味方)を登場させることで、みんなの心を一つにするのです。

このとき、倒すべき敵、つまり一番大事な問題をハッキリさせることが大切です。その敵を倒すことで訪れる明るい未来とはどんな世界なのか?とっておきのハッピーエンドを観客に届けましょう。

 

観客を伝道師に変えるプレゼント

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photo credit: Shereen M via photopin cc

プレゼンの目的は聴衆の変化であり、行動に結びつけてこそプレゼンは成功したと言えます。しかし、どうやったら観客の行動に繋げることができるでしょう?

ポイントは役に立つ言葉のプレゼントを届けることです。一度聞いただけで耳に残り、すぐに使うことができる持ち帰り可能なプレゼントです。思わず周りの人たちに伝えたくなるようなエピソードを届けましょう。

持ち帰ってもらいやすいよう、心と頭に響く演出が大切です。文脈に合った美しい画像を選び、数字をドレスアップさせ、簡潔かつ具体的にメッセージを磨くのです。もっとシンプルにならないか、とことん拘りましょう。

 

白鳥のように優雅にもがく

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photo credit: Grant MacDonald via photopin cc

白鳥は優雅に水面を移動しますが、実は水面下で懸命にバタ足していることをご存知でしょうか?プレゼンも白鳥に似ています。

ジョブズは5分のプレゼンに向けて、部下と100時間準備したことがありました。簡単にプレゼンをしているように見えるは、絶え間ない練習の積み重ねによって実現してきたいのです。

準備をするときは、本番を想定して全身を使って表現することを心がけましょう。アイコンタクトや身振り手振りなどの姿勢に気を付け、抑揚や間を上手く使って話すのです。体に染み込むまで練習しましょう。

 

今回のカギ

最後に3つのポイントをもう一度整理ましょう。

■1.正義の味方が悪役を倒すストーリーをつくる
■2.観客が持ち帰り易いメッセージを届ける
■3.白鳥のように見えない練習を重ねる

この3つをしっかり意識できれば、プレゼンのレベルはきっと上がるはず。すぐに実践につなげましょう!

@3_wa

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