【GD(グループディスカッション)方法論】
本日twitterで話題となったGDの方法論について。
就活中、何度かGDを経験したが、
やはり感じたことは「実践が一番の練習」だということ。
落ちたら「どこが悪かったのか」
受かったなら「どこが良かったのか」をしっかり分析する。
(特に後者が大切だと思っています。)
その上で、これからGDを控える就活生の皆さんの力になれればと思い、
本日話題になったことと、その他GDの情報を出来る限り提供します。
参考図書
まず、書籍ベースで参考になったのは
『内定勝者 合格実例集&セオリー』
という本。
この本で特に参考になったのは、GDの評価基準が明記されているところ。
その項目は以下6点。
①他人の意見をきちんと聞き、論点を理解しているか?(傾聴性、理解力)
②ディスカッションに参加する姿勢、マナーをわきまえているか?
③自分の言葉で、大人として適切な言葉で、論理的に発言出来るか?
④論点の流れを読めるか?問題点の全体像をつかめるか?
⑤テーマに対する見解はユニークでさえているか?
⑥イニシアティブを発揮し、議論をまとめたり、展開したり出来るか?
以上6点が企業のチェックポイントの例としてあげられているが、
某企業の人事の方にこのチェック項目を見せたところ、
“ある程度合っている”との評価をもらったので信ぴょう性は高いと思います。
ちなみに日系企業では①、②(いわゆる協調性)が、
外資系企業では③、④、⑥(いわゆるロジカル・シンキング)が
重要視されていた気がします。
GDで意識していたこと
私がGDで意識していたことは以下の3点です。
①最初に目標(GOAL)を、途中で現状をハッキリさせること
②他人の意見を全否定しないこと
③タイムキーパーや書記でなくてもその役割を意識すること
これらをもう少し細かく説明すると、
①「目標と現状整理」
→GDで一番マズイのは、意見が噛みあわない状況に陥ること。
特に最初のブレスト段階で話のレベルがずれることがあり、目標を明確化することが重要。
また、議論が進むに連れて、レベルがズレたり話し手の立場が異なっていたりするので、定期的に現状整理を。
②「他人の意見の尊重」
→同じチームのメンバーとの会議を想像すると分かりやすいが、他人の意見を全否定する人はチーム内で好かれない。
また、実際にPJTを共に動かすなら協調は生命線。だから相手の良い点は必ず拾い上げ、その上で改善点は“相手自身の口から言ってもらう”ように促す。
③「時間管理と書記」
→どちらも議論を進め、まとめる上で非常に従業なポジション。
だから、自分の役割が他にあっても、常にこの二つの役割は頭の中でイメージする。
以上のように、GDでは「議論を進められる人」を目指し、以上3点を意識してました。
ちなみに、私も知りませんでしたが、こんな方法論もあるそうです。
※【六色ハット】
・頭の半分は常に青色ハットで冷静に会議を眺め、必要に応じて同じ色の帽子をこっそり参加者全員に被せて会議をコントロール。
全員が同じ土俵に立ち、同じ方向を見て話し合う。
これが一番時間の無駄がない。
(Twitter @amiable1129)
その他GD方法論
ネットで検索したらものすごい数の方法論(テクニック、コツ)が出てきたので、
Google検索で上位にかかったものをいくつかピックアップします。
・「グループディスカッション対策」
http://www.co-ducation.com/knowhow/base04.html
・「面接の王道」
http://www.mensetsunooudou.com/group_discussion/
・「(侍)グループディスカッション対策」
http://ycom.nobody.jp/group.htm
・「グループディスカッション突破のコツ! – [大学生のキャリアプラン …」
http://allabout.co.jp/career/collegegradcareer/closeup/CU20090419A/
以上になりますが、
サイトや人により方法論が細かいレベルになると幾分か異なりますので、
やはり「実践を重ね、自分にあった方法論(スタイル)を確立する」のが一番ベターかと。
就活で「GDで何回落ちたか?」は聞かれることはまずありませんので、
できればいっぱい練習して、万全の状態で本命企業にチャレンジして下さい!!
以上、就活生の皆さん、あともう少し頑張ってください!!!