『ワークライフ“アンバランス”の仕事力』

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photo credit: SashaW via photo pin cc

今週お会いする本田さん…の奥さん、田島弓子さんの本。

ワークライフ“アンバランス”とは

アドレナリンが吹き出るくらい、本気でハマることで、
仕事を、面白くやりがいのあるものにすること。

限られた時間で「中身の濃い」「質の高い」仕事を「どれだけ多く」できるかという考え方

と本文冒頭で定義されている。

“人生には偏ってでも、ひとつのことに、とことんのめりこむ時期があっていい!”
“「あたしは仕事したなー」って思って死にたい(『働きマン』に強く共感)”

と最初から全開でイントロが始まる。
読んでるだけでアドレナリンが出そうな本が始まった。

以下、その内容の一部になります。

 

本の内容

【PART1 “アンバランス”のススメ】

●アンバランスの良いところ
①乗り越えた時の達成感
濃い経験(苦労や失敗の先にある成長)
メリハリのある生活(仕事のプライベートも100%)

●ワークライフのバランスについて
→人それぞれ。
だから、まず“「気合い」「集中」に満ちた状態で仕事に挑戦しよう”

【PART2 アドレナリン出っぱなしの「アンバランス働き術」3つのルール】

●ルール1 学ぶべきことはすべて現場から学ぶ
→上司の姿勢(MTG、交渉、普段の仕事)をとにかく観察して、良いところは真似ぶ!
  
●ルール2 まずは目の前の仕事を完璧にこなす
→「目的と目標」をハッキリさせ、「工夫力」「興味力」で仕事を面白く!

●ルール3 仕事は「ハマって」やる
動機の引き出しを沢山用意して、アドレナリンを出して限界超えに挑戦!

【PART3 キツイ仕事にハマる!】

●キツイ仕事(=伸びるチャンス)の乗り越え方
①目的と目標を絶対に見失わないこと
②「命までとられない」と思うこと
シミュレーション!シミュレーション!シミュレーション!

●失敗を活かす、失敗から学ぶ
→失敗すると、「学び」「胆力」「他人を敬う心」が得られる。
※その上で大切なのは、リカバーのとき!

●叱られたときの正しい対応
「言い訳しない」「“すいません”から始める」「失敗の原因を説明」の3つを忘れずに!

【PART4 もっと仕事が面白くなる!「超・アンバランス働き術」~さらに本気編】

●アンバランス+「しぶとさ」「人を巻き込む力」=超・アンバランス
「人交力(自分と同じくらい、相手のことを考えられる力)」が必要
※「人交力」を高めるには以下の3点が有益
①まず自分が動く
②忙しいときほど積極的なコミュニケーションを!
③つねに相手をたて、聞くことに徹する(できれば根回しも)

●「遊軍力」と「必殺技」で仕事はもっと面白く
・“美人ネスにおける三塁間のボールを取りに行く”「遊軍力」
→仕事を取りに行く(+αを加える)力
・“自分にしかできないこと”「必殺技」
人から褒められ、頼られるところに心の武器の鍵はある。  

【PART5 キャリアアップもアンバランスに!】

●「やりたい仕事」の罠
・やりたくない仕事でも、新しいことを知るチャンス
・そもそも「やりたい仕事」は経験と実績から「生まれてくるもの」
・「目の前の仕事」でベストを尽くすことで全ては始まる

 

感想

冒頭の一言、一言が胸に響いた。
人からよく“熱い(熱苦しい)”と言われ、
一時期はそんな自分が嫌になりもしたが、
そんな自分が好きになれそうな本。

“やるなら、勝つまで続けろ!”
“限界を決めつけるな!”

なんて言葉が平気で飛び交う、いわゆる体育会の中で育った私にとっては、
なんとも目に馴染む本だった。

アンバランスあっての、バランス。

人間として立派でない自分は、目標がないとすぐに妥協してしまう。
だから、高校から大学にかけてはとにかく無理をした。

ただ、大学で体を壊してから他人に迷惑がかかることを知った。
就活中、体調を管理することも努力が必要であることを学んだ。

だから、全力で体調を管理しながら、ところん仕事に打ち込む。
大学もあと一ヶ月、そしてその先の社会人生活…
これから“アンバランス”な生活を楽しみたい!

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