[1分書評]『武器としての決断思考 (星海社新書)(講談社)』 瀧本 哲史

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人生はどこで分かれるのか?

どんな速く走れても、誤った道に進んで崖に落ちる人だっています。

大切なのは分かれ道から1本の道を選ぶとき。

今回は、道を選ぶ武器となる「決断思考」を紹介しましょう。

 

1.「大学受験」の先にある「議論」

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ルールで縛られた大学受験。質問は〇か×、答えは教科書の中にありました。

しかし、社会人ではそんなことありません。

答えは数十種類、根拠は世界中のあらゆる情報。質問自体を疑うことも必要です。

そんな荒ぶる社会で自由に生きるには、「議論」が不可欠なのです。

 

2.「議論」で勝つための「客観的視点」

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「議論」の前提は複数の視点による対立です。

絶対的な正解はなく、複数の意見から最善策を見出すのが議論です。

議論で勝つためには、情報や数字など「客観的視点」が不可欠です。

どんなときも「メリット」と「デメリット」を比較し、
念入りな情報収集に基づいて主張と反論を繰り返し、
「質×量×確率」で判定を下す。

最善策を見出すポイントは、「客観的視点」なのです。

 

「客観的視点」の先の「主観」

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判定が下っても議論は終わりません。
判定に納得できないと次の行動には繋がらないからです。

納得するためには自発的な意思決定、つまり「主観」が大切です。

だから、議論で大切なことは結果ではなくプロセスなのです。
客観的な視点の分析によって、「主観」を動かしていく必要があるのです。

以上の方法は、自分1人でも実施可能です。

異なる立場から、違う客観的分析を入れて、議論を進める。

この1人ディベートのような考えこそ、「決断思考」なのです。

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@3_wa

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