悩める社会人の皆さん向け。元スタバCEOとヨーヨー世界チャンピンから学ぶ新しいミッションの作り方

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Mission making

社会人の皆さん、新年度が始まってもう一ヶ月立ちましたね。調子はいかがですか?

おそらく多くの組織では、4半期の最初となる今の時期に、今年度の目標を決めることでしょう。会社によっては、個人別の目標も定めているかもしれません。

ただ、その目標の作り方は本当に正しいのでしょうか?今回は、世界で活躍する日本人2から学んだ、新しいミッションの作り方についてご紹介します。

 

良いミッションとは?

先日、元スターバックスCEO岩田さんの『ミッション』という本を読みました。一流と呼ばれる企業のミッションをどのように広く深く共有したのかが詳しく描かれており、3つの輪の重なりが重要であるという指摘が胸に刺さりました。

■1.情熱を持って取り組める、好きなこと
■2.世界一になれる、得意なこと
■3.経済的原動力になる、人のためになること

この3つの重なり部分がミッションであり、このミッションをもとにサービスを展開した時、火花が輝くような感動体験や成功体験が得られるという内容でした。

良いミッションとは、好きなこと、得意なこと、人のためになることの3つが重なる部分、確かにその通りだと思います。

 

良いミッションを作るには?

先日本を読んでわからなかったことがあります。それは、「3つの重なりのうち、どこから考えていくべきなのか」ということです。

普通に考えてみれば「人のためになること」⇒「得意なこと」⇒「好きなこと」でしょう。企業であれば、顧客ニーズに応えて収益を出すことを第一に考え、それを実現するために世界トップクラスの専門性を高め、情熱を持って仕事に取り組む。素晴らしい考え方です。

ただ、ヨーヨー世界チャンピオンになったBLACKさんのプレゼンテーションを見て、必ずしもこの順番だけが正解ではないことに気づきました。BLACKさんをご存知ない方はぜひ以下の記事を読むか、TEDのプレゼンをご覧ください。

BLACKさんのミッションの作り方は上であげた順番と全く逆です。つまり、好きなこと(=ヨーヨーがとにかく楽しい)から入り、世界一になりたい欲が生まれ、その先に「沢山の人を元気にしたい」という利他の気持ちが生まれてきました。

最終的にBLACKさんのミッション「ヨーヨーで世界中の人を元気にしたい」は、3つの輪が綺麗に重なっています。こういった考え方もあるです。

 

「好きなこと」から入ることのススメ

BLACKさんのエピソードはプロスポーツ選手やクリエイターの方に通じる部分があるなと感じました。もともと好きで始めたことが、努力を重なるうちに周りから評価されるように、更に努力することで周囲に感動を与えていく。素敵な生き方です。

先日nanapiの代表@kensuuさんが以下のような記事を書かれていました。

別に『やりたいこと』なんて見つけなくてもいいんじゃないか – nanapi社長日記 @kensuu

この記事の中で「WEBサービスをつくること自体が面白くて仕方ない」と書かれていましたが、これが@kensuuさんやnanapiを作る人たちの強さなのだと思いました。

好きなものは、続きます。やっているうちにドンドン楽しくなり、その楽しさは伝染していきます。

就職活動や日々の仕事に追われていると「誰かのために」という想いが強くなり、自分自身が楽しめていないといったケースが沢山あるのではないかと思いました。

 

今回のカギ

ミッションを持つことの大切さを理解している人は多いと思いますが、自分の「好きなこと」がいかに大切か見落としている人が多いような気がしました。

■「好きなこと」からミッションを考える

私自身、しばらく自分の「好きなこと」から離れてしまったような気がします。社会人になってもう4年目。誰のために何を磨くのかは徐々に見えてきましたが、この機会にもう一度自分の「好きなこと」について考えてみます。

良かったら、ぜひご一緒に。

@3_wa

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