スターバックスと言えば何を想像しますか?
美味しいコーヒーが静かに飲める落ち着いた空間、思わず本を読みたくなるような広々としたゆったりとした空間、ではないでしょうか?
アメリカのコロラド州にオープンした新店舗はこれまでのイメージからは大きく離れた斬新なお店。その魅力をご紹介しましょう。
トラックで運べる
この一言につきます。なんとこの新店舗、トラックでお店ごと運ぶ事ができるのです。工場で組み立てた建物をそのまま設置するだけで、下の写真のような素敵なお店に早変わりします。
店内のスペースは少ないものの、ドライブスルーや持ち帰りで簡単にスタバのコーヒーを楽しむ事ができるお店が出来上がるのです。
ハイパーローカル戦略
スタバがこのようなお店を作ったのは、より多くの人にスタバのコーヒーを飲んでもらうためです。これだけコンパクトなサイズであれば、どんな地域にも展開する事ができます。
これまでお店を展開できなかった場所にもオープンできる新しい店舗戦略。きっと新しいスタバファンが増えることでしょう。
低コストかつグリーンなお店
もう一つ取り上げるべき特徴はお店で使われている木材です。こちらの木材は全てコロラド州の近辺で調達した木材とのことです。
地元の資源を使った低コストでECOなお店。経済的にも環境にも優しいこのお店は「グリーンな建物」にのみ与えられるLEED認定を受けています。
売り手のコストを下げ、スタバの味をもっと多くの買い手に届け、地球にも優しい三方良しのスタバ新店舗。これは素晴らしいデザインです!
参考:Factory-Made Drive Thru Starbucks Store Comes Delivered On A Truck [Pics] – PSFK
参考:1 | An Experimental New Starbucks Store: Tiny, Portable, And Hyper Local | Co.Design: business + innovation + design
参考:LEED | U.S. Green Building Council
今回のカギ
これまでとはスタイルが大きく異なるものの、スタバらしさを失っていない新しいお店。これはきっとスタバのコンセプト「サードプレイス」がしっかり活きているからでしょう。
家にも学校や職場にもない、自分だけのとっておきの場所。そんな価値観が、カタチを変えても活きているのです。
今回のカギは、
■コンセプトを守りながら、プロダクトの進化を!
です。
核となる価値観を守りながら進化を続けるスターバックス。学ぶべきことが本当に多いです!
@3_wa