日本でも有名になってきた3Dプリンター。
平面ではなく3Dで印刷できるプリンターは、様々まものを印刷することができ、人間の臓器まで印刷が可能と言われてきました。
ずいぶんと先の話だと聞き流していましたが、聞き流せないほど大きなニュースがありましのでご紹介します。
米大手2企業、オーガノボ(Organovo)とオートデスク(Autodesk)の連携が決定
約2年前に世界ではじめて商業用3Dバイオプリンターの開発に成功したアメリカのオーガノボ(Organovo)社。1台数十万ドルかかるプリンターを10台つくり、ハーバード大学医学部などと連携してバイオプリンターの可能性を研究してきました。
そんなオーガノボ(Organovo)社が今回連携を発表したのが、同じアメリカのオートデスク(Autodesk)社。ロボットもデザインできる3Dプリントできるアプリを開発したニュースを耳にした方も多いのではないでしょうか?
バイオプリンターの最先端をいく企業が、3Dプリンター開発連携のために手を組んだソフトウェア会社。これで臓器印刷の世界が大きく前進したと言えるでしょう。
代表のインタビューもアツイ!
オーガノボ(Organovo)社のニュースページで紹介されていました代表の言葉が刺激的だったので一部ご紹介します。
オーガノボ(Organovo)社の最高経営責任者Keith Murphy氏
“This relationship will lead to advances in bioprinting, including both greater flexibility and throughput internally, and the potential long-term ability for customers to design their own 3D tissues for production by Organovo.”
オートデスク(Autodesk)社の副社長Jeff Kowalski氏
“Bioprinting has the potential to change the world,””It’s a blend of engineering, biology and 3D printing, which makes it a natural for Autodesk. I think working with Organovo to explore and evolve this emerging field will yield some fascinating and radical advances in medical research.”
二人の言葉をざっくり要約すると、バイオプリンティングは世界をより良く変える可能性があり、この連携はその大きな足がかりになるといったところでしょうか。
この2社の開発情報はこれからチェックしていこうと思います!
今回のカギ
今回のカギは、
■常識を捨てて、これからの時代と向きあおう!
です。
臓器印刷は間違いなく近い未来の一つの絵です。こういった常識が壊れるような発明や開発としっかり向き合い、これからの社会についてきちんと考えていこうと思います。
それにしても夢のある3Dプリンター。これからの進化が楽しみです!
@3_wa
参考動画&本
3Dプリンターのことをよくご存じない方は、以下の動画や本がオススメです。新しい時代をぜひその目で見て、感じ取って下さい。