バングラデシュ渡航期③ 運が良かった

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20100121「運が良かった」

運が良かった(20100121)

この日はたぶん運が良かったんだと思う。

インドへの渡航を考えていた僕は、
午前中VISA申請のためにインド大使館へ。

ところが、昨年12月にルールが変わったそうで、
外国人旅行者には一切VISAの発行を行わないとのことだった。
※バングラ→インドのコースで旅行を考えている人は、
事前に日本でVISAをとってきた方が良さそうです!

これにはかなりショックだった。

・・・が、

こんなときほど「運が良かった」と言おうと心がけている。

今回はVISAは取れなかったが、
代わりに空いた時間で、現地携帯電話をゲットすることができた。
VISAが取れていたら、そんな時間はなかったので運が良かった。

また、この日は夕方グラミン銀行で働く知人の元を訪ねた。
目から鱗の経験だらけ(後日書きます)で、
そのことを帰り際ずっと考えていたら、
案の定、道に迷った。

結局、1時間以上ダッカの街を歩きさまようことになったが、
おかげで、これまで分からなかったダッカ市内の地図が頭に入った。

だから、
やっぱり、
この日は運が良かったんだと思う。

 

好きこそ物の(20100122)

好きこそ物の(20100122)

この日はエクマットラ(http://www.ekmattra.org/JAP/)の
渡辺大樹さんと共にエクマットラアカデミー(職業訓練施設)の視察へ。

めっちゃ、田舎。

空気が澄んでて、
緑がきれいで、
動物もいっぱい。

待ち望んでた景色だった。

けど、アカデミーは望んでいたもの以上だった。

ソーラーと牛のバイオガス(設立中)で発電しており、
農地と酪農スペースも確保され、現在職業訓練施設を建設中。
循環と経済的自立の両面を持った理想的な空間だった。

「早く、ここで子供たちとフリスビーしたい!」

そういって靴を捨てて、裸足で施設を回る渡辺さん。

“Who likes not his business, his business likes not him.”
(好きこそ物の上手なれ)

とはよく言ったもので、
エクマットラを愛し、エクマットラに愛される人だと心から思った。

僕の好きなことって何なんだろう?

ちょうど一年前、
就職活動の際には100回以上、この問いを自分に投げつけた。
答えは、正直なところ、まだ見えていない。

この旅が終わるまで(終わっても)、しっかり悩み続けたい。

 

痛みから得るもの(20100123)

痛みから得るもの(20100123)

5万円を失った。

思ってもいないところから、5万円失った。

原因はiphoneのデータローミング。

日本と連絡を取る際にすごく便利でちょこちょこ使っていたが、
チリが一瞬で積もり、ソフトバンクから緊急の連絡が来た。

“時は金なり”なんていう諺があるけど、
携帯を2時間使うのに、5万円は破格もいいところである。
(でも、10万円でなくて運が良かったw)

ただ、この5万円と引き換えに、
データローミングの危険さと、
5万円の価値を改めて学んだ。

先日約15万円分の現金を財布とともに失ったが、
その時もいろんなことを学んだ。

お金を失わないに越したことはないが、
痛みを伴う経験はよく身体に刻まれる。

この日の晩、JOCV(青年海外協力隊)の方や大使館勤務の方などとお食事した。
(この組み合わせには驚いた…。)

話は盛り上がり、現地のぼったくり(特にタクシー)への対処法の話になる。

“もし、相手がムカつく態度でボッタくってきたら、
周りの人に聞こえるようにそのことを非難して相手を辱める”

だそうだ。

以後、そのドライバーはぼってはこなくなったと言う。

国が違えど、
やはり痛みから学ぶことは多いらしい。

5万円分の痛み。

しっかりここから学ぼう。
※データローミングの使用には十分気をつけて下さい。

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thumnail.006