The Future is Bright Photo by Ben Heine
三日坊主の私が二年近く続けている2つの習慣
「これだけは続けてよう!」
こんな誓いを立てて、三日坊主で終わってしまった経験はないでしょうか?私は・・・あります。それも、一度ではなく何十回とあります。
ただ、そんな私が二年近く続けている2つの習慣があります。しかも、毎日が少しだけ幸せになる凄い習慣です。今回は、そんな二つの習慣の内容と、きっかけを与えてくれた一冊の本を紹介します。本については、最後に触れますので、「あの本のことかな?」と想像しながらお読み下さいませ。
【習慣1】財布の中に一円玉と五円玉をいれない
5円玉 5-yen coin Photo by kamoda
まず、最初の習慣はお金の使い方ですが、その中でもお釣りのもらい方についての習慣です。皆さんはお釣りをもらうときに意識していることはありますでしょうか?
私は、あります。それは一円玉と五円玉を募金箱に入れることです。・・・あ、それだけです。もし募金箱がなくても、次の買い物の時に手持ちの一円玉と五円玉を募金箱にいれます。つまり、財布の中に一円玉と五円玉がない状況を常に作っているわけです。
これは、ある本のキャラクターから「自分、大きな人間になりたいんやろ?だったら毎日寄付するくらいの器を持たんかい!」と指摘されたことがきっかけでした。
騙されたように始めたこの習慣ですが、いざ始めてみると、これがなかなか良かったのです。まず、最初の変化としては、お釣りが発生することが苦ではなくなりました。105円の買い物をするとき、200円しか手元になくて悔しかったことはありませんか?こんな時でも、「募金できるからいいや~♪委」と、心の持ち方が変化してきました。レシートをうっかり忘れた時も、10の位で思い出せばいいので、家計簿をつけるのも少し楽になりました。
また、一年くらい経ってからの変化でしたが、最近は募金額が多いと少し快感になりました。これは、私の中では大きな変化でした。一例をあげましょう。
コンビニで買い物をした時に、301円の買い物をしました。この時、手元には310円しかありません。この時の心境はいかがでしょうか?今の私でしたら、迷わず「やった!これで五枚(9円)募金できる!」と心の中で思うでしょう。ここまで来ると少し病的な気もしますが、それでも、これまでストレスに感じていた現象が、快感な現象に変化したことは事実です。いかがですか?貴方も始めてみたくなりませんか?もし良かったら一緒に、募金マニアの道を目指しましょう。
【習慣2】「運が良かった」を口癖にする
GONE!!! Photo by Paul Meagher
第二の習慣をお伝えする前に、昨日私の身の回りで起こった、ある事件についてお伝えします。
昨日の朝、雨の中自転車で通勤していた時、前方から突っ込んで来た自転車高校生を避けるために、ハンドルを思い切り切りました。高校生は黒い傘を深くさしていたので、隣で派手に転倒した私に気付かなかったのか、そのまま通り過ぎて行ってしまいました。
腕を擦りむいたまではまだ良かったのですが、自転車のチェーンが切れて転倒し、スーツのパンツは破れ、雨でビショビショになりました。皆さんなら、こんな時になんとつぶやきますか?
ここで二つ目の習慣ですが、わたしは「運が良かった!」と、とりあえず心の中で呟くように心がけています。すると・・・不思議なもので、見落としがちな幸運に気づくこともありますし、実際に運が良いことが直後に起こったりします。
今回も、転倒して足を痛めて中々立ち上がれない自分に対して、雨で濡れないように傘をかざし、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた男性の優しさに気づきましたし、スーツで自転車に乗るべきではないという貴重な教訓も学びました。
このように、意識一つで世界の見え方は随分と異なってくるものであり、何はともあれ「運が良かった」と覚悟を決めることで、本当に運を引き込むことでできるようになるのではないか、と実体験から思いました。
以上をまとめますと、この2つの習慣には3つの共通点があります。
■今すぐに始められること
■無理なく続けることができること
■目に見える効果は出ないものの、ストレスは随分と軽減されること
最後が重要なのですが、ストレスをいかに減らすかは社会人になってから大きな課題になりました。ついイライラしてしまう時も増えましたが、この2つの習慣で随分とストレスが減っていることに最近気がつきました。
いきなり、自分の身の丈以上の習慣を身につけようとして何度も失敗して来ましたが、これだけは2年近く続けて来ます。このようなレバレッジの効いた小さな習慣をこれからももっと増やしていければと思います。
編集後記
さて、もうお気づきの方も多いと思いますが、この2つの習慣はいずれも『夢を叶えるゾウ』から学びました。
この本と出会ったのは、約二年前の成田空港でした。インドを放浪しようと空港で参考となる本を探していた時、目に飛び込んで来たのがこの本でした。ちょうど渡航中にムンバイ付近でガネーシャに関わるお祭があると聞いていたので、何かの参考になるのではないかと思い、目次も見ずに本を購入しました。
そして、本を読んだのはインドに着いてから約一週間後でしたが、結論から言えば、ガネーシャについての理解は全く深まりませんでした。なぜか関西弁で、子供のように無邪気なガネーシャは私の想像から大きく離れていましたが、当時一番求めていた答えのヒントをもらいました。
それは寄付をすることで、遠くの問題(思い出)を近くに感じることができるということと、「運が良かった」と思うことで、これまでの不幸を乗り越えることができるということでした。これが現在にも続く習慣となったのですが、おかげさまで幸せのハードルが随分と下がった気がしています。
日本にいるとどうしても周りと比較したり、意味もなく時間に囚われたり、時には上ばかり見ることを強要されていましたが、インドの生々しい思い出たちと本の中のガネーシャから学んだ教えは、そんな自分の目を醒ましてくれます。
「自分、よくここまで続けてるやないか。この調子やで。」
たまに関西弁が聞こえるような気がするのは、わたしが関西に住んでいるからだけではないでしょう。皆さんも良かったら関西弁のゾウに騙されて、こんな習慣を始めてみませんか?
編集後記の後
さてさて、今回かつて読んだ本の書評を書こうと思ったのは、ここ一年間くらいずっとブログを読み続けている@goryugoさんの影響です。
上記ブログを読んだ時に、なぜか直ぐにこの本のことを思い出した。「何でだろう?」とブログを書きながら気づいたのですが、@goryugoさんが「ゾウ」使いの達人だったからでしょう。
これから更に多くの夢を実現するために、Evernoteというゾウさんにはこれからお世話になっていきます!
How I Use Evernote For My Creative Business on Etsy Photo by Oksancia
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