[1分書評]『裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社BIZ)』山口絵理子

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「途上国から世界に通じるブランドを作る」

当時大学生だった山口絵理子さんの想いは、マザーハウスという会社の理念になりました。

理念は形になり、アジア最貧国バングラデシュで作られたバッグが新宿の百貨店に並ぶようになりました。

困難の先に掴んだ成功。しかし、待ち受けていたのは更なる困難でした。



 

 

しっかりした「1」へ

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マザーハウスは強い力を持ちつつありました。情熱的な日本スタッフ、手作りで作った直営店、バングラデシュの信頼できる仲間と直営工場。

「情熱大陸」で取り上げられるなどメディアからの注目も増え、バッグの売り上げは順調に伸びていきました。

これは次のステージに進むときでは?山口さんは決断しました。

 

「1」から「2」へ

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バングラデシュの隣国、ネパールでの事業展開を決めた山口さん。何度も困難を乗り越えてきた自信があったからこその決断でした。

しかし、待っていたのは更なる困難。嘘に振り回され、思うように信頼関係を作ることができません。

極めつきは脅迫電話でした。脅迫してきた相手は・・・信頼していた工場の仲間だったのです。

 

「1」から「100」へ

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絶望の果てに聞こえたのは、日本からの応援の声でした。

「日本は任せろ!」マザーハウスの社員たちは日々奮闘していました。
「頑張ってください!」お客さんたちの声はウェブ上に溢れていました。

自分の夢が、一人の夢でなくなったと気が付いたとき、山口さんは再び歩き続ける覚悟を決めました。

こうして、ネパールから生まれたバッグは日本のお店に並んだのです。

 
マザーハウスはその後も幾度となく壁にぶつかっています。

しかし、それでも歩き続けています。夢で繋がった仲間と、応援してくれるお客さんの力によって。

山口さんとマザーハウスのストーリーはまだまだ続いています。

@3_wa

 

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