社会人1年目に500点台だったTOEICのスコアを、約2年かけて900点まで上げた@3_waです。
英語の勉強嫌いを克服した大きなキッカケはTEDの素晴らしい動画でした。TEDは英語とプレゼン手法を学ぶための最高のエンターテイメントです。
今回はTEDを楽しみ、英語力向上にも繋がる便利サイト7つを紹介します。
追記(2012.09.25)
ご要望いただいたオススメ動画の記事も書きました。合わせてどうぞ↓
知らなきゃ損!再生回数300万回越えのTED人気動画おすすめ7選
目次
■ TEDとは?
■0.公式サイト
■1.Langrich Library
■2.デジタルキャスト
■3.Oops! Study
■4.読むTED
■5.TEDのすすめ
■6.TED RANDOM
■7.TEDで世界の英知をいただく!
■(+α) [1分TED]
■ まとめ(比較図あり)
※上の目次から各項目にジャンプできるようになっているので、時間のない方は興味のあるところだけでもご覧ください。
TEDとは?
繰り返しますが、TEDは堅い教材ではなく最高のエンターテイメントです。
TEDの魅力を3行でまとめると、
1.世界最先端で活躍するリーダー&スペシャリストたちの
2.磨きに磨かれた最高のプレゼンテーション(英語:3~20分)を
3.全部無料&日本語字幕付きで楽しむことができるサービス
です。
そんなTEDを楽しくみ、更に英語力を磨くことができる便利サイト7つをお伝えします。何が便利で、私がどう活用したのかも合わせてご紹介します。
0.公式サイト
最初に公式サイトの使い方をお伝えします。Youtubeに似ているので、簡単に理解できます。3つの基本動作を覚えましょう。
(1)字幕を表示する
字幕を表示できれば海外の映画を見るようにTEDを楽しむことができます。こちらにアクセスして、字幕を表示させましょう。
できましたか?英語など他の言語に切り替えることもできます。
(2)スクリプトを表示する
文字を先に読みながら動画を見ると理解が深まります。スクリプトの出し方も覚えましょう。
下に表示されたスクリプトの文字(文節)をクリックすると、自動的に動画の該当箇所へジャンプします。
(3)字幕付き動画をダウンロードする
意外と知られていないダウンロード方法。実はとても簡単なんです。
Downloadのボタンを押すと、①字幕の有無、②画質、③保存先を選択できます。自分の好みに合わせてダウンロードしてみましょう。
以上、3つの動作を覚えればTEDを楽しむことができます。それでは、前置きが長くなりましたが、便利サイト7つを紹介します。
1.Langrich Library
もしTEDで英語を磨きたいなら、絶対見るべきサイトがLangrich Libraryです。英会話サービス「ラングリッチ」の教材が抱負に揃っており、TED教材もたくさんあります。
TEDを活用した英語勉強法も詳しいです。目次を紹介しましょう。
【TEDの学習方法】目次
(1)100回以上繰り返し聞ける動画を探しましょう
(2)英文原稿を読み込む(精読する)。日本語に翻訳された原稿がある場合は先にそちらの原稿を読み込む。
(3)TEDの音声ファイルを聴きこみ、そして音読しましょう。
(4)移動時間中にTEDの音声ファイルを聴きこみましょう。目標として100回以上の聴きこみを目指しましょう。
(5)マンツーマン授業のオンライン英会話で自分の理解度を確認してもらう。※オフラインの英会話学校でも可です。
このうち(5)以外は、ほとんどこの通りに実施しました。日本字幕でまずストーリー(プレゼン)を覚え、音読を中心に英語を学んでいったのです。
なお、Langrich Library内にある教材ページでは、TED本文と日本語訳、mp3ダウンロード先が揃っています。単語帳や動画に関する質問もあり、公式サイトよりも英語学習しやすいはずです。
どんな動画から手を付ければ良いか悩む方もご安心を。Langrich Libraryでは厳選8つのオススメ動画を紹介しています。どれも人生が豊かになること間違いなしの、最高のプレゼンテーションです。
英語学習を始めたばかりの人が観るべきTED動画 8選~あなたの人生をきっと変えるであろう8つのTED動画~スティーブ・ジョブズの伝説のプレゼンなども紹介されています。
2.デジタルキャスト
動画を楽しみながら英語もいっぺんに勉強したい。そんな欲張りな方にぜひおススメしたい便利サイトが「デジタルキャスト」です。どこが優れているかは動画をご覧になればすぐ分かるはずです。
英語と日本語の字幕を同時に表示できるだけでなく、主語や動詞を色分け表示してくれます。スクリプトも同時表示&色分けできますので、動画を見なくても英語学習できます。
他にもシャドーイングやディクテーションなど音読を中心にした英語学習法もまとめられており、きっと英語学習の大きな力になるでしょう。
3.Oops! Study
上の2つ同様、ぜひお勧めしたい便利サイト「Oops! Study」です。このサイトでTEDを楽しむ方法は3つ。一つ一つご紹介しましょう。
(1)TEDトーク
スクリーンショットを使ったわかりやすい要約記事。一読するだけでプレゼンの内容をほぼ掴むことができます。本当に分かりやすいです。
(2)TEDで学ぶ英語
英語を学ぶことを目的に整理された記事。iPhoneで字幕付き動画を見ることもでき、英語のクイズまで用意されています。1つ1つ工夫されていますので、TED英語学習法を参考にぜひ勉強してみて下さい。
(3)TEDトーク: まとめ
「Oops! Study」は記事検索できないことが難点ですが、その代わりに目次とまとめ記事が非常に分かりやすいことが特徴です。
参考1:天才すぎて衝撃を受けるかもしれないTEDのプレゼン10選
参考2:天才的な教育者たちによるTEDのプレゼン10選
参考3:医学の天才たちによるメディカルなTEDのプレゼン10選
タイトルを見ても興味が湧いてきませんか?きっと自分に合った動画を見つけることができるはずです。
楽しく、気軽に学び、あなたを天才にするコンセプトの「Oops! Study」。TEDも英語も、もっと好きになることを間違いなしです。
4.読むTED
英語を学ぶ前に、まずは動画の内容をしっかり掴みたい。そんな方にオススメな便利サイトが「読むTED」です。
「読むTED」では、TEDの魅力を日本語で届けることを目的としており、英語本文は一切書かれていません。その代わり、「アイデアの核」と「サマリー」があり、最短30秒でプレゼンの骨子を掴むことができるのです。
デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」 | TEDを日本語で読む:TED人気スピーチ日本語訳 – 30秒で把握するTEDプレゼン30秒で「アイデアの核」と「サマリー」を確認できますので、ぜひ一読ください。
「ビジネスにおすすめ」というコーナーがあるように、動画を見る時間がないけどTEDの内容を知っておきたいという社会人の方々にピッタリのサイトでしょう。
5.TED のすゝめ
こちらもTEDの要約をサッと掴むのにオススメ「TED のすゝめ」(アメブロとBlogspotの2つが該当しますが、どちらも同じ内容です)。箇条書きの要約は、ポイントだけ押さえる際にとても役立ちます。
デレク・シヴァーズ「ムーブメントの起こし方」|TEDのすゝめ ( TED 英語 スーパープレゼンテーション 洋楽 映画 スポーツ )「動画」「要約」「語彙」「英語全文」の構造になっています。
要約の後にある「語彙」が特に便利です。TOEICスコアが800を越えている方なら、この「語彙」さえ押さえればプレゼンのほとんどの内容を把握することが出来るのではないかと思います。
NHKのスーパープレゼンテーションをまとめている点も助かります。NHKを見逃した方は「TED のすゝめ」へアクセスしましょう。
6.TED RANDOM
誰も知らないようなTED動画を見てみたい。そんなTED通の方におススメしたい便利サイトが「TED RANDOM」。”価値あるアイデアとの偶然の出会い”というコンセプトの通り、ランダムにTEDを検索することができます。
使い方もシンプル。再生時間や年次でランダムに検索してくれます。一度Twitterでサインインすれば、過去に見た動画以外から検索することも可能です。
TED RANDOM「デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」」#ted_random記事ページでは3段階の動画サイズが選択でき、「あとで見る」で一時保管しておくこともできます。記事下にある「関連記事」も精度が高く、自分の関心が高い記事と出会うことができるでしょう。
偶然の出会いを楽しむことができる「TED RANDOM」。オススメです。
7.TEDで世界の英知をいただく!
こちらも自分の目当ての動画を探すのに便利な「TEDで世界の英知をいただく!」というサイト。現役大学院生が作ったそうです。
このサイトで紹介されている全てのTED動画には「英語の難易度」「動画のオススメ度」という2種類の評価がついています。
私も最初自分で評価していましたが、ほぼ基準が同じだったので途中からこのサイトの評価をまず確認するようになりました。
TEDで世界の英知をいただく!: デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」デレクさんのプレゼンであれば英語レベルは「EASY」、オススメ度は「星5個」。納得の評価です。
時間や年代でも区切ることができますので、「こういう動画を見たい」というぼんやりしたイメージがある方は目当ての動画を見つけやすいのではないかと思います。
(+α)[1分TED]
便利サイト7つに加えてぜひご紹介したい[1分TED]という当ブログのシリーズ記事。手前味噌ではありますが、上の7つの便利サイトから少しずつ良いところを持ち寄ったコンテンツになります。
特徴を上げると、
1.プレゼンの骨子を1分で把握できる文章量(参考:読むTED)
2.スクリーンショットを使った解説(参考:Oops!Study)
3.スーパープレゼンテーションの内容を網羅(参考:TEDのすすめ)
4.iPhoneで再生可能な動画の埋め込み(参考:デジタルキャスト)
5.プレゼンテーションスタイルのまとめ方(オリジナル)
の5つです。
「時間がない」「英語が苦手」という人が一人でもTED好きになって欲しいという想いを込めて記事を書いています。
まとめ(比較図あり)
以上、以上8つ(7+1)のサイトを紹介しましたが、目的や学習環境に分けて各サイトの特徴を一枚の図で整理しました。
TED便利サイト7選比較図お分かりいただけますか?iPhoneなどスマホで英語学習をしたいなら、「Oops! Study」がおすすめという意味です。
この分析(比較図)は私が2年間TEDを使い続けてきたまとめになります。自分の目的や環境に合わせて、最高のサイトを活用しましょう。
今回のカギ
最後に、TEDを活用した英語学習法のコツを今回のカギとしてまとめると
■1.英語のことはまず考えず、TEDの中身を楽しむこと
■2.大好きなTED動画を1本暗記するくらいとことん聞くこと
■3.身についた英語を実感しながら、楽しく1と2を繰り返すこと
の3ステップです。
英語学習に近道はありません。勉強量、聞いた英語の量が何より大切です。
だからこそ楽しく勉強したい。その想いを実現してくれるのがTEDです。
人生が豊かになる学び、世界最高峰のプレゼン手法、英語の学習。
TEDですべてを手に入れましょう!
@3_wa
参考記事
他のTEDユーザーの方のオススメサイト&便利ツールをご紹介します。
TEDカンファレンスを10倍楽しむための便利サイト3選 | jMatsuzakiNAVERまとめでは優良動画を簡単に探し出すことができます。これは便利です。
Cross Mode Life – 私がTEDを観るときに使っている3つの情報源
Podcastは再生速度も変えられますし、オフラインでも使えます。これからじっくり試してみます!
追記
SNSで要望をいただいた、TEDおすすめ動画をまとめました。上で紹介した各便利サイトでも紹介されていますので、ぜひ英語学習に活かして頂ければ幸いです。
知らなきゃ損!再生回数300万回越えのTED人気動画おすすめ7選 | みんなの扉を開くカギ