約1ヶ月前に放送された番組を改めて見直した@3_waです。
見た番組はTBSのスペシャルドラマ『20年後の君へ』。
「夢」に挑戦する大切さを学べる素敵なドラマでした。
『20年後の君へ』とは?
NTTドコモ 20周年スペシャルドラマ『20年後の君へ』は、TBSの人気ドキュメンタリー番組『夢の扉+』の特別編に当たります。
NTTドコモ 20周年スペシャルドラマ 夢の扉 特別編「20年後の君へ」 | TBSテレビ中井貴一さん、坂口憲二さん、向井理さんの3人がナレーターを務め、いろいろな視点から未来を見つめ、世界各地に現在進行形で行動している“挑戦者”たちを紹介している『夢の扉+』。
『20年後の君へ』ではナレーター3人が出演し、逆境を跳ね返す3つの夢を紹介してくれました。
1.自然災害に負けない「最強の壁」をつくる
2.「生命産業」としての新しい農業ビジネスモデルでつくる
3.バングラデシュから世界に通用するブランドをつくる
バラバラな夢。その夢のためにバラバラになった家族関係。物語は文字通り逆境からスタートします。
徐々に家族の絆を取り戻しながら、夢によって人生を切り開いていく主人公たち。
そんな彼らの「夢」に向かう生き方には心を打たれましたが、この「夢」は今も走り続けている現実の話なのです。
夢に挑む3人のロールモデル
「夢」が未来を切り開く力を持っていることは、多分誰でも知っています。
しかし、「夢」を実現する人はほんの一握り。このギャップは身近にロールモデルがいないからだと私は思います。
夢の途中で躓いたときにどう乗り越えるか?
何を軸にして、何を捨てるのか?
苦しい選択と実践を繰り返してきた「挑戦者(=ロールモデル)」の存在が、「夢」に挑む背中を押す力になります。
今回はそんな3人のロールモデルをお伝えし、たった今からでもロールモデルに近づける方法を紹介します。
1.自然とともに「最強の壁」をつくる、吉工園社長 吉村隆顯さん
大雨のたびに土砂崩れを起こし田んぼをつぶしていたという斜面から生活を守る「最強の壁」を作りたい。こんな想いから6年にわたる実験を重ね、蜂の巣のように組んだ木と石によるブロック、ブランチロックを完成させた吉村さん。
コンクリートよりも強く、環境にもやさしい最強の壁は、日本や台湾の災害復興&対策の現場で活躍しています。
ブランチブロック工法|吉工園ホームページ(きっこうえん)
2.農業に新しい産業に変える、和郷園代表理事 木内博一さん
和郷園は、20~30代を中心とした若手生産者による農業グループ。地域の特性を活かした持続的な産業づくりをめざし、グループ農家の経営手法を展開しています。
野菜通販、直売所や冷凍加工センターの設置など様々な新規事業に取り組む和郷園。現在は、農業体験ができる「癒しと学び」が味わえる空間づくりを目指して日々奮闘されています。
和郷園・木内博一氏×農林水産省・末松広行氏「日本の農業はまだまだ捨てたもんじゃない!」~G1サミット2010レポート~ | GLOBIS.JP農事組合法人 和郷園
3.メイド・イン・バングラデシュで世界に勝負する、マザーハウス社長 山口絵理子さん
大学時代、政府の開発支援に違和感を抱き、アジア最貧国バングラデシュへ渡った山口絵理子さん。貧しい人々のために何ができるか考えた結果、誰もが「可愛い」と思うバッグをバングラデシュで作ることを決意します。
お金が盗まれ、信頼していた人に裏切られ、工場まで奪われた山口さん。それでも前に進み続け、現在では新宿や銀座にマザーハウスのバッグが並んでいます。
マザーハウス社長・山口絵理子にブレない気持ちの原点を聞く (前編) | BPnetビズカレッジ | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉レザー、ジュートバッグのマザーハウス公式サイト/財布、ショルダー、ハンド、トートバッグなど
ロールモデルに近づく方法
「夢」に挑み続ける方々のエピソードを聞くと、自分との違いに凹む人もいるのではないでしょうか?少なくとも、私はそうでした。
しかし、たった今からでもロールモデルに近づく方法はあります。それは足を動かすことです。
大学生の頃、上で紹介した山口さんの本『裸でも生きる』を読んだ後、その足で山口絵理子さんの講演会に行きました。
それから2か月後。マザーハウスのインターンとして採用され、半年以上働かせて頂きました。毎日が勉強の日々でしたが、一番の学びは勇気をもって一歩踏み出すことの大切さでした。
今、目標にしている人はいますか?追いつきたい人はいますか?
もしその人との距離を感じているなら、それは自分を変えるチャンスです。
夢の扉は、押さずには開きません。
勇気をもって近づく一歩を踏み出しましょう。
@3_wa