恩師へ4年越しのご挨拶

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photo credit: WorldIslandInfo.com via photo pin cc

2日連続の会食。

今日は受験時代お世話になった超有名講師の方とお話しする。

4年前、気合いと根性で「苦行」のごとく受験勉強をしていた自分に、
「どうせ勉強するなら、もっと面白く!」と教えれてくれた大恩師。

“教育は最大の武器”を仮のテーマとして、
バングラでの報告と現在の日本の教育事情を交えて議論した。

議題は大きく分けて以下の5点。
どれも非常に考えさせられる問題だった。

【議題1】知らない方が幸せなこともある。

例えば、携帯のレアメタルの問題。知ると世の中がしんどくなることは多々ある。そのことを分かってて子どもに敢えて教えない親は否定出来ない。。

「レアメタルと途上国の児童労働の現状」
http://soullovers.at.webry.info/200906/article_4.html

【議題2】ニッポンの学校教育に違和感。

新米の職員が、ベテラン20年の職員の仕事を引き継ぐことが多々ある職場。成長もその評価も困難な現状?これが日本の教員制度であり、人ではなくこの制度自体を疑問視。

「もっと頻度が高くてもいい気が…。」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kenshu/009.htm

【議題3】見えない島国意識に疑問。

龍馬伝を見て、涙を流す人は沢山いるだろうに、なぜ「私もこうなろう」と思う人がいないのか?現実と仮想との境界拡大、仮想へのシフト傾向に危惧。歴史は現在を変えるために存在するというご意見に賛同&一歩外へ向かう心の大切さを痛感。

【議題4】日本の教育問題。

生徒・教師の心はボロボロ。特に、「悩む力」「疑問を持つ力」の欠如は深刻。加えて、大学に何のために入るのか?何のために働くのか?考える機会は少なく、その皺寄せが社会人になってからくることを危険視。

【議題5】予備校ビジネスについて。

合格確率よりも合格数で評価される世界。故に、個人塾よりもマス向けの授業を作った方が社会インパクトはもちろん大きい。シンプルな話だが、「生徒の可能性の開花」という社会性は「合格者数」という合理性で図るのが普通なことを再認識。

※全国各地に衛星授業を展開する東進
http://www.toshin.com/index.php

※マス向けの衛星授業を展開する代ゼミ
http://www.yozemi.ac.jp/

以上、
これからのプロジェクトを進めるにあたり、
非常に有意義な会食になった。

先生、恩は下の子たちに必ず繋ぎます!!

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