≪就活中の皆さんへ≫内定を掴む確率を17%あげる方法(後編11%:面接~その他)

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就活対策、続編です。前回はエントリーからWEB・筆記テストまでを整理したので、今回はいよいよ面接編。前置きは抜きにして、前回と同様に、私の失敗例→気付き→対策をお伝えします!

 

面接前

7.ブッキングして面接にいけない(面接会場が関西になった)
8.面接で遅刻する(1分間に合わなかった…)

まずは、面接を受ける直前までのミスです。前回、「ESは早く出した方がいい」と言いましたが、大きな理由が面接の日程調整です。提出した人から枠が埋まっていく形式を取っている会社では、ESの締め切りが遅れるほど、面接の候補日が限られてしまいます。日程調整をするためにも、志望度が高い会社ほど早めに出せるよう事前に調整しましょう。

また、8については「お前、アホやん!」と大阪なら軽く突っ込まれそうですが、私のケースはちょっと特殊でした。朝、駅のホームで転んでしまった社会人の方の資料を拾い集めるのを手伝う→電車に一本遅れる→次の電車が人身事故に巻き込まれる→まだまだこの後悲劇が続く→30分くらい前に着くはずが、1分遅刻になる→事情を話すも問答無用でアウト…以上のような流れでした。この経験から、面接会場には少なくとも30分前に着くよう努力し、次の面接があるときは、面接会場から徒歩圏内のカフェで事前準備することを心掛けました。

7と8についてのポイントは一つで、「早めのアクション」を取ることです。早めに動いて損することは就活において滅多にありません。

 

面接本番

9.面接官に質問させず、伝えたいことを言いきった
10.質問が聞こえなかったのに答える
11.知らないことを知ったかぶる

次はいよいよお待ちかねの面接本番です。9~11の失敗例を見て、「あ、俺は関係ないや♪」と思った人はちょっと待ってください!私は上記3つのミスに、しばらく自覚がなかったことが一番の失敗でした。失敗に初めて気付いたのは、模擬面接してもらったときにボイスレコーダーで自分の音を録音した時でした。その時の感想は「これは…間違いなく落ちるわ…」でした。

上記3つのミスを回避する方法は実にシンプルです。「伝えることよりも聞くことを意識する」ことと「謙虚&感謝の姿勢を忘れないこと」です。言葉にすると難しそうですが、私の場合、大手総合商社勤務の先輩が忙しい中、私の模擬面接をするために夜かけつけてくれ、公園で面接練習をしてくれたのが大きなきっかけでした。

 大切な先輩の言葉を聞き逃したくない、先輩への感謝を示したい、そう思って行った面接内容がかつてないほど良かったのです。この経験があってから、感謝の気持ちを忘れずに耳を傾けることに集中できるようになりました。皆さんも、面接官を一番大好きで尊敬できる先輩だと想像してみてはいかがでしょうか?

そして、10と11に関してはちょっとした小技があります。それは「質問返し」です。質問が聞こえなかった時、ただ文字通り「聞こえませんでした。」では少し失礼なので、「今仰ったのは、●●というご質問でしょうか?」「それは●●についてのことでしょうか?」とちょっと言葉を変えたり、加えたりして相手の質問内容を再度探ることができます。自分なりに考えている内容を伝えることは社会人になっても必要ですので、面接でもぜひ質問力を鍛えましょう。

 

特殊なケース

12.GD:周りのはったりにビビる
13.集団面接:同じくはったりにビビる
14.圧迫面接:圧迫されて泣く、切れる

ここからは特殊なケースの面接対策です。上であげた面接はどれも初めての方には厳しい面接です。ちなみに、私は3つとも大失敗しました。

まず、12と13についてのアドバイスは一つで「周り(の嘘)に惑わされるな」ということです。例えば、≪飲食店の経営を2倍にせよ≫という課題のGD(グループディスカッション)において、隣に座っていた人が学生バーを経営している店長で自分の経験談を話だしました。また、集団面接において≪高校時代に一番苦労したことは?≫という質問に対して、隣に座っていた人は「自分が経営していた会社がつぶれてしまったこと」と言うのです。彼等の凄い経験や話のスケールの大きさに驚きが隠せなかったのですが、結論を言うと、二人とも完全なハッタリでした。

就職活動では「幹事長の数が5倍くらいになる」と誰かが言っていましたが、本当に皆ハッタリばかりです。振り回されてはいけません。ある面接では、本当に世界一の経歴を持つ人もいましたが「こいつもどうせハッタリでしょ♪」と気にしなかったために、スムーズに面接に挑めたこともありました。(後でサインをもらっておけば良かったと少し後悔しましたが…。)いづれにせよ、その人に経歴(過去)が劣っているかは大きな問題ではなく、これから会社にどう役立てるか(未来)が合否のポイントのはずですので、周りは気にせず行きましょう!

あと、14に関してですが、これも同じです。面接官は心の中でニタニタ笑っていたりします。「困難な状況の時にどう乗り越えるのか?」圧迫してくる面接官の気持ちを察し、心に余裕を持って一つ一つ設問に応えていきましょう!※私は面接の際、面接官のことを赤ちゃんだと想定し、「短く、具体的に、分かりやすく」を出来る限り優しい気持ちで答えるよう心掛けていました。

 

その他

15.挨拶から帰りの感謝の言葉までに細かなミスが…
16.会社を出るまでに気を抜いて悪口言う

あと少しです!15と16に関しては、上記の内容を一通り克服してから、ようやく気付いた私のミスです。実際、どこまで採用に響いたかは分かりませんが、「落ちる可能性を1%でも下げるため」にできることは何でもしようと思いました。

15に関しては、身体に染みつくほど練習しました。ドアを片手でさりげなく閉める方法。自分のO脚を隠すために、礼をするときに足を少し前後にずらすこと。相手の目を見て挨拶を言いきってから頭を下げること。どれも最後は完璧に無意識にできるレベルまで練習しました。16についてもそうですが、気を抜こうと思ったらいくらでも抜けてしまいます。ただ、そういう気の緩みこそ目立ってしまうので、身体が自然に正しい動きをするよう何度も練習しました。

ここまでを呼んで、気付いた人も多いと思いますが、私の就活は「失敗をしっかり分析すること」「同じ失敗をしない方法を考えること」「その方法を繰り返し練習して本番に備えること」の3点につきます。必勝法や近道といった単語で何度もGoogleで検索しましたが、最後にいきついた答えは実にシンプルでした。

 

最後に

17.途中で諦める

では、2度目のミスは克服できても、初めてのミスは仕方がないのでしょうか?正直、私はイージーミスの多い人間なので、「仕方がない」と最後割り切りました。ただ、その代わりに一つだけ心掛けたことが「絶対に諦めない」ことでした。

OB訪問した先輩の名前が出なかったり、社訓を微妙に間違えたりと色々ミスはしましたが、それでも受かった面接は何度もありました。なぜ受かったのか分からない会社もありましたが、それでも「諦めない」ことは最後まで貫きました。

そういえば、過去に面白いことを言った友人がいました。

「絶対に内定を取る方法?そんなの、内定取るまで諦めなきゃいいだけじゃん?」

彼の言う通り、諦めなければ就活は終わりません。また、就活の先にある夢の実現も、諦めなければ終わりなどきません。ぜひぜひ、就職活動を通じて諦めの悪さを身につけてください。

以上、就職活動で内定を掴む可能性をちょっとだけ上げる方法でした。就活生の皆さん、あと少し就活頑張ってください!

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