日本の大学の国際化は深刻な課題。世界大学ランキング2012の結果と考察。

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世界の大学ランキング
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@3_waです。教育開発の仕事をしています。

職場で話題になったデータをご紹介します。世界の大学ランキングのお話です。

 

世界の大学ランキング2012年Ver.

毎年行われるイギリスの大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ社(QS Quacquarelli Symonds)」の世界大学ランキングが今年も発表されました。

各大学の研究・論文数に加えて、留学生の比率などが重視されており、大学の国際化が高い大学ほどランキング上位に入ります。気になる結果からまずお伝えしましょう。

2012年版ランキング

大学名 スコア
1 マサチューセッツ工科大学 100.0
2 ケンブリッジ大学 99.8
3 ハーバード大学 99.2
4 ロンドン大学 98.7
5 オックスフォード大学 98.6

マサチューセッツ工科大学(MIT)は初めて首位になりました。その他の上位大学は毎年と同じ顔ぶれです。アジアの大学では、「香港大学」が最高順位で23位、「シンガポール国立大学」が25位です。

では、日本の大学の順番は何番でしょう?

下の表をご覧下さい。

大学名 スコア
30 東京大学 85.0
35 京都大学 83.3
50 大阪大学 76.8
65 東京工業大学 71.4
75 東北大学 70.5

こちらが日本のランキング上位5大学になります。ほぼ全ての大学のランキングが昨年と比較して下がってしまっている現状です。

 

日本の大学の課題

世界の大学ランキング2
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ランキングスコアの中で、最も問題視されているのが外国人教員比率と留学生の受け入れです。他のアジア諸国では、香港大学が100点満点中100点と99.1点に対して、東京大学は11.1点と25.8点です。ここがランキングの結果を分けた大きなポイントです。

国際化の遅れが問題視される日本の大学。国際協力という切り口からも、日本の大学の国際化に少しでも貢献できるよう、今の私に出来ることを一つ一つ進めていこうと思います。

参考:世界ランキング統計局  「QS 世界大学ランキング」(2012年)【クアクアレリ・シモンズ社】
参考:QS World University Rankings – Topuniversities

今回のカギ

今回のカギは、

■日本の国際化のカギは大学にある

です。
社会人の入り口となる大学において、留学生や外国の先生の受け入れはこれから大きな課題になるでしょう。個人としてできることも沢山ありますので、ぜひ皆さんと一緒に考えていきたいです!

@3_wa

参考

先日読んだ秋田県の「国際教養大学」では海外からの先生や留学生を沢山受け入れ、全て英語で授業を実施しており、就職率100%という素晴らしい結果を出しています。

こういった大学がもっと注目されるようになれば、大学の国際化も進んでいくのではないでしょうか?

[1分書評]『なぜ、国際教養大学で人材は育つのか (祥伝社黄金文庫)』 中嶋 嶺雄 | みんなの扉を開くカギ
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