それで、本当に伝わりますか?『書いて生きていく プロ文章論』の[1分書評]

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文章の怖さを知っていますか?

言葉は時に、人を傷つける凶器になります。

そんな言葉を価値に変え、『書いて生きていく』ことを選んだ上阪徹さん。

プロの文章家が語る、ライターが持つべき心構えをお伝えしましょう。

 

読み手の相場観

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photo credit: A. Pagliaricci ♦ via photopin cc

文章を書く上で重要なことは、文章の巧拙の前にキモを外さないことです。

読み手はどんな人達で、何に興味があり、どんなことを面白いと思うのか。

これを具体的にイメージした「相場観」が、読み手に新しい発見を届ける文章を作るポイントです。

 

読者目線のネタ集め

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photo credit: smiling_da_vinci via photopin cc

文章は0から書くことはできません。文章の材料となる「話」が必要です。

材料集めでは、「誰に伝えたいか」を強く意識しましょう。

インタビューの時も、読み手の目線で取材するよう心がけましょう。

「ライターとしてどう聞くか」よりも「読者なら何を聞きたいか」想像することが大切です。

 

読み手を絞り込む

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photo credit: Hidinhumiliation via photopin cc

良い文章を書く秘訣は「誰に」伝えるかをとにかくイメージすることです。

ターゲットを2割に絞ってでも、読者の心に刺さる文章を作りましょう。

深くターゲットを絞った内容ほど、他のターゲットも案外関心を持ってくれるものなのです。

読み手になったつもりで文章を4回は見直し、どれだけ読み手に理解してもらえるかに拘りましょう。

 

今回のカギ

文章術についての記述は少なかったものの、文章を書く心得がハッキリと描かれていました。一方、取材については具体的な技まで述べられており、すぐに実践できる技術ばかりでした。

■文章は、取材(情報収集)の心得と準備によって差が生まれる

これが1番印象に残った感想(カギ)です。取材をする人はみんな準備をすると思いますが、上阪さんほどきちんと準備をする人は数少ないでしょう。

この「差」がプロの文章家の力であり、誰でも磨くことができる文章のコツなのだと思いました。

@3_wa

 

他のオススメ本

先日文章術の本を読み、もっと良い文章を書きたいと思うようになりました。文章の基本が分かるオススメの本です。

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