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どんなに美しい言葉を並べても、内容が陳腐ならそれは駄文です。
逆に汚い言葉でも、人の心を動かすことができたらそれは立派な文章です。
では、相手の心に触れるにはどんな文章を書けば良いでしょう?
斉藤孝さんの『誰も教えてくれない人を動かす文章術』の中からそのエッセンスをご紹介します。
「凡庸」は恥
![誰も教えてくれない人を動かす文章術1.jpg 誰も教えてくれない人を動かす文章術1](http://edu-dev.net/wp-content/uploads/2012/09/8d967514f07ba4a02feaccb578e5b50e.jpg)
まず「否定」に対する考えを変えましょう。
「否定」されることは良いことです。人の心が動いたからこそ「否定」は生まれます。つまらない文章を書いて何の反応もないよりずっとマシです。
大切なのは「凡庸」を恥だと思うこと。「ゆるキャラ」にハマるなど、普段からニッチな存在の良さを見出すことで、凡庸の壁を越えられます。コツコツ独自の感性を磨いていきましょう。
「発見」が大切
![誰も教えてくれない人を動かす文章術2.jpg 誰も教えてくれない人を動かす文章術2](http://edu-dev.net/wp-content/uploads/2012/09/32af8200f3f1257ccb66e944a0852376.jpg)
「凡庸」から抜け出す方法は「発見」を大切にすることです。
自分の感性から導かれた「発見」は世界に一つだけのアイデアです。もし誰かが先に発見していたとしても、胸を張って自分の言葉で語りましょう。
辞書で書かれている言葉より、自分の経験に基づいた発見の方が、はるかに多くの人の心に響くのです。
「ゴール」を最初に
![誰も教えてくれない人を動かす文章術3.jpg 誰も教えてくれない人を動かす文章術3](http://edu-dev.net/wp-content/uploads/2012/09/6aaa8c915a3f00c09c71bd2b2dbb3922.jpg)
人の心を動かせるかどうかは「ゴール」で決まります。だから最初に「ゴール」を決めましょう。
「ゴール」となる結論が決まれば、後は根拠を拾い、興味をひくような疑問から始めれば、それだけで力強い文章になります。
もう一歩上を目指すなら、先に「決め台詞」を用意しましょう。多少理論に無理があったとしても、最後の一言でグッと心を掴むことができます。
最後になりますが、文章は人を動かすために書くものです。
失敗を恐れず、ありのままの自分で、心に響く文章を書く訓練をしていきましょう。
@3_wa
関連本の紹介
人の心を動かすのに長い文章は必要ありません。1分あれば十分です。
そんな発信法に関心のある方はぜひ斉藤孝さんの『1分アウトプット』をご参照ください。
文章を書くことがもっと好きになるはずです。