今の働き方に満足していますか?
もし満足でないのであれば、それは大人数で仕事をしているせいなのかもしれません。
37シグナルズは16人のメンバーで、300万人に使われるWEBサービスを開発し、世界を驚かせました。
今回は、小さなチームで大きな仕事をするための7つの裏ワザをご紹介します。
大企業にいる人にもきっと役立つ、働き方に革命を起こす方法です。
【1】「無理だ」という言葉を信じない
現実の世界は無視して大丈夫です。新しいアイデアは「無理だ」と非難されるのが普通だからです。
常識を言い訳にすることはもう止めて、違った世界にワクワクしながら生きましょう。
【2】「時間がない」という時間を使って手を動かす
悩むくらいなら始めてしまいましょう。そしてカタチにしてしまいましょう。そうしたら世界はきっと変わります。
大切なことは成し遂げることです。スマートで優れたアイデアよりも、泥臭くてもお金が回るカタチを作っていきましょう。
【3】芯から始め、やることを減らす
ものを作るときは、芯から作り始めましょう。始めのうちは詳細を気にしなくて大丈夫です。
そしてやることを減らすのです。意外とどうでもいい問題は多いもの。そこに費やす時間を使って、もっと良いものをつくりましょう。
【4】人の心を掴むモノを作る
速さ、シンプルさ、使いやすさ、分かり易さ。これらは37シグナルズが常に心がけるモノづくりの基準です。
自分にとって必要で、変わらない便利さがあり、人の行動を変えるモノ。心を掴むものづくりが大切なのです。
【5】顧客よりも自分を信じる
顧客の意見を鵜呑みにしてはいけません。自分の声を信じて、顧客を自分たちに近づける方法を考えましょう。
顧客の要望は忘れても大丈夫です。本当に重要な要望であれば、きっと何度も聞くはずであり、その時動けば大丈夫です。
【6】仕事依存症は馬鹿げている
5時に帰りましょう。長く働くこと自体には何の意味もありません。
会議は無駄であり、一番効率的なのは一人の時間です。全員が極限まで集中して、他のどんな会社よりも仕事を早く終わらせましょう。
【7】自分以上の人を雇う
基本的に人を増やす必要はありません。できることは全部自分や今いる仲間でやってしまった方がずっと効率的です。
人を募集するときも履歴書や経験年数は関係ありません。自分を超えて、新しい仕事を作っていくような最高の人財を探しましょう。
今回のカギ
37シグナルズのメンバーは世界各国に点在しており、一緒の空間で仕事をすることは滅多にありません。
それでも、これだけ突き抜けた成果を出せるのは、一人ひとりが主体的に働いており、それが会社としての文化になっているからでしょう。
■チームの文化は、選んできた選択やルールによって、自然にできるもの
これは最後の章で書かれていたことですが、これこそが37シグナルズの魅力なのだと思いました。
与えられるのではなく、一人ひとりが選択してたどり着いた会社の文化。これは多くの企業が参考にすべきことでしょう。
@3_wa