一昨日、昨日に続いて「スローリーディング」のご紹介を。
今回は実践編です。これから「スローリーディング」をするにあたって、「気をつけよう」と思っている3つのことについてご紹介します。
ビジネス書でも「スローリーディング」はできる
一昨日ご紹介した本『本の読み方 スロー・リーディングの実践』では、小説の読み方について言及されていました。
確かに小説と速読の相性は良くないです。作者の言葉の使い方を楽しむこともできず、薄っぺらい読後感が残るだけです。
ただ、ビジネス書で「スローリーディング」をするのが果たしていかがなものかと思っていたところ、昨日ご紹介した知識がちゃんと身につく読書法「スローリーディング」という記事に辿り着きました。
この記事では、「抜き書き」「メモを書き込む」「戻る・中断する」という3つのポイントが紹介されており、いずれもビジネス書を読む時にも応用できそうな知識ばかりでした。
それを踏まえ、今回はビジネス書を「スローリーディング」する渡りなりの工夫を3つご紹介できればと思います。
1.すべてアウトプット(ブログに書くこと)前提で本を読む
まずは前提の確認ですが、「スローリーディング」は「知識がちゃんと身につける」ための読書法です。そして「旅するように」目的に縛られすぎずに本を楽しむ方法です。
ただ、何も考えずに読書をするのはあまりに危険です。これは100冊ただ速読してもほとんど頭に入らなかった私が言うのですから間違いありません。
では、どうすれば良いか?アウトプットを前提にすれば、ほとんどの問題が解決されます。もっと言えば、他人に学びを届ける工夫をすれば、知識は間違いなく身に付くので、私は大好きなブログを使って実践していこうと思います。
2.「抜き書き」と「メモ」はブログの下書きに直接書き込む
ブログで発信するために、これから出来る限り読書メモはブログの下書きに残していきます。
具体的には、まず気になった箇所を「抜き書き」して、それに対して感じたことや考えたことを「メモ」していくというスタイルです。
これまでは紙のメモを使うことが多かったのですが、iPhoneやパソコンをもっと活用して、ブログの下が気になるようなログを増やしていくことがポイントです。
3.全部読まず、一部を楽しむ
これが一番のポイントです。
これまで私は速読を通じて、いかに本の核となる箇所を見つけることができるかに注力してきましたが、そこから少し離れ、いかに一冊から多くの学びを見出すことができるかにシフトしていこうと思います。
そのためにも、気になった言葉と出会ったら、可能な限りその言葉と向き合い、「戻る・中断する」を繰り返しながら、自分の考えを掘り下げていけたらと思っています。
だから、一冊の本から感想が3〜5つ、複数の記事に渡って紹介することが出てくるかもしれません。順番やテーマもずいぶん違う感想がいっぱい出てきそうですが、それも合わせて楽しむつもりです。
まとめ:ブログで「スローリーディング」を
というわけで、これからしばらくビジネス書を「スローリーディング」していきます。
決めたのはそれだけで、しばらくは感じたままに本の感想をどんどん書いていこうかと。旅するように、ちょっとした変化を楽しみつつ、本の感想をたくさん紹介して行けたらと思います。
良かったら、ぜひご一緒に!