本田さんの本、2冊目。
BOOK OFFでSALEになっていたので、即購入。
(BOOK OFFはビジネス書が意外と多い気がする…。)
「完璧でなくても役立つ英語を、短い時間で効率良く、話せるようになる」
この一文こそが本田さんの英語勉強法のエッセンスだと思った。
以下、この一文に当てはめながら、本の紹介をする。
本の概要
【完璧でなくても役立つ英語】
●日本人のダメなところは現実離れした高レベルの「英語ペラペラ」を目指すこと
●受験制度のせいで「間違えてはいけない」意識があることが問題
(※欧米人はそんなこと期待してないのに…。)
→メンタル・ブロックを外す必要がある
→「恥ずかしい」「年だから」「忙しい」などといった障害(言い訳)をまず排除しよう!
●英語:勉強は面倒くさいけど、勉強しないともっと面倒くさくなる(損得の問題)
→「情報・収入・時間・人脈・楽しみ・思考」の6つの格差が生じる。
【短い時間で効率良く】
●短い時間:3ヶ月!
「三ヶ月でしゃべれるようになるか、一生やらないかのどちらか(J.P.モルガン)」
●効率良く[1]:偏った英語(あなたに特化した英語)の勉強を!
《即効性のインプット[80%]》(※すぐ効果の出るものを3回以上繰り返して刻み込む!)
・偏った英単語(興味分野:Ex.梅田望夫さんの「英語で読むITトレンド」ブログなど)
・偏った範囲の言い回し
・100単語と20フレーズ
・自己紹介、使い回しフレーズ
・とっさの一言(NHK、現場実践)
《アウトプット》
・自己紹介をマスター
・カスタマイズしたマンツーマンの英会話(Ex.電話レッスン)
(※自己紹介の添削、それに関して質問攻めしてもらう)
・海外旅行
・共通の興味を持ち、英語を話す友人を見つける
《遅効性のインプット[20%]》
・リズム・アクセント・英文構造を理解するためのリスニング
(オススメ:Voice of America http://www.voanews.com )
・興味のある同じオーディオブックやCD、DVDを繰り返す
●効率良く[2]:生活の流れを改善
・朝型生活(朝の「作業興奮」を利用)
・習慣化が生命線(最優先で天引きする)
・タスクを毎朝チェック
・「スキマ時間」は全て英語に投資
・リスニングは電車や歩行中などの「二毛作時間」に入れる
・単語の暗記は寝る前に
【話せるようになる】
・アウトプットなしのインプットは宝の持ち腐れ
・アウトプットで「失敗」という最大の学びを得られる
・話せる(つかえる)と読める(わかる)は違う。
・自分から話しかける(自分のフィールドに持ち込める)
感想
海外に出て、私は「途上国イングリッシュ」たるものを大学時代に学んだ。
「途上国イングリッシュ」とは基本的には単語のみで会話をする手法である。
その時に学んだことは、まさに本文中にも記載のあったことで、
・完璧な英語なんて必要なかったこと
・文法よりもジェスチャーの方がよっぽど大切なこと
・話しかけると、意外と何とかなること
などを学んだ。
じゃあ、これ以上勉強する必要はないのか?
そんなことはない。むしろもっと勉強しなければと思った。
その理由を本田さんの言う6つの格差に当てはめるなら、
「情報」「時間」「人脈」「楽しみ」の少なくとも4つとの関連性に改めて気づいてしまったから。
英語ができれば、もっと旅が、海外の生活が楽しくなる!
これだけは間違えないと思った。
だから、“今”から1ヶ月半(一旦4月まで)、本気で勉強しよう!
“そうでなければ一生やらない”気持ちで!