社会イノベーター公志園2012に参加して学んだ3つのこと

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自分が人生をかけて解決したい社会課題は何か?

忘れがちな、でも大切なこの質問の答えをずっと探してきました。

この4か月間、とことん悩んだ結果をお伝えします。



 

社会イノベーター公志園2012

今年の3月、私は社会イノベーター公志園2012に参加しました。

全国各地のイノベーターが集まり、議論を深めながら切磋琢磨していくコンペティション。
私は、代表選手の一人、5大陸ドラゴン桜e-Educationプロジェクト税所篤快のパートナーとして参加しました。

社会イノベーター公志園

社会の第一線で活躍する伴走者の方々と共、「人生をかけて解決したい社会課題」を皆が必死に考えた4か月間。

その集大成となる公志園の決勝大会が東北・気仙沼で実施されました。
どの代表選手のストーリーも本当に素晴らしく、ずっと涙が込み上げてきました。

社会イノベーター公志園 » 2012社会イノベーター公志園 気仙沼決勝大会 USTREAM

出場選手だけでなく、当日会場にいらした方々にとっても、大きな転機となったであろう公志園。
そんな公志園に参加して、私なりに学んだ3つのことをご紹介します。

 

1.問題に大小はない

東北の震災復興と、バングラデシュの教育格差。

この2つの社会課題、果たしてどちらが優先すべき課題なのか?

東日本大震災以降、ずっと自分に問いかけてきました。

 
日本の中にも、日本の外にも、さまざまな問題があります。

孤独死、離島の過疎化、農家の後継者不足、がん患者のケア。フィリピンやモンゴルのストリートチルドレン。

目を伏せがちな重要課題に対して、人生をかけて挑戦し続けているのがイノベーターと呼ばれる方々です。

決勝大会では、16の社会課題とそれに対する取り組みや想いが気仙沼で発信されました。

出場選手のプレゼンテーションの度に会場に響き渡る拍手の音。どの方に対しても割れんばかりの拍手でした。

拍手の音が課題や取り組みを評価するものではありませんが、ずっと涙を流す観客の方々を見て、問題に大小はないと改めて気が付きました。

 

2.それぞれの役割がある

決勝大会でもう一つ印象的だったのは、選手同士がお互いに讃えあっていることでした。

異なる社会課題に取り組む16人が、お互いのプレゼンテーションを讃えあう。

世界はこれから素晴らしくなると本気で思った、素敵な出来事でした。

なぜ彼らは、全く別の道を走る挑戦者と認め合うことができるのか?

それは、皆がお互いの「役割」を認識しているからではないかと思います。

自分が心の底からやりたいことは何か?

自分にしかできないことは何か?

とことん悩んで決めた道をガムシャラに走っているからこそ、お互い共感でき、一緒に笑うことができるのだと思いました。

 

3.あとは自分次第。

問題に大小がないことが分かりました。
それぞれの役割があることも学びました。

「では、これから自分はどこへ向かうのか?」

公志園に関わった全ての人々が、自分に問いかけた質問だと思います。

公志園という大会はそれに対する素敵なヒントをくれました。

イノベーターという人生。
それを隣で支えるパートナー。
専門的な力でサポートする伴走者。
いつも励ましてくれる応援者。

役割のない人なんてどこにもいません。

今、この瞬間から、誰でも踏み出せる第一歩は絶対にあります。

公志園の決勝大会当日、代表選手とパートナーはそれぞれの「志」をホワイトボードに書き出しました。

「最高の2番バッターになる」

社会人になったときに、心に誓った目標をもう一度マジックで書きました。

これが私の4か月の答えであり、自分が一生をかけて挑戦する土台の「志」です。

 
最後に、公志園に参加した一番の学びを紹介します。

「自分の人生に、責任を持つ」

重要だと思うか、思わないか。
自分がやるか、やらないか。

どんな事情があったとしても、最後決めるのはやっぱり自分です。

公志園は気仙沼の方々をはじめ、多くの人にとって動き出すキッカケになったでしょう。

そう考えると公志園の終了は、皆にとっての始まりです。

次の舞台は今目の前にある景色、主人公は他の誰でもない自分。

このレースだけは絶対に負けません。

自分の人生に責任を持って、新しいレースを全力で走ります!

もしよろしければぜひご一緒に!

@3_wa

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【士の下にある心】これからも「海と生きる」と決めた、東北・気仙沼の人々の”今” | Edu Dev.net

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