[1分TED]「未知のフロンティアを求めて キャメロン監督」ジェームズ・キャメロン

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名作映画「タイタニック」がどうやって作られたかご存知ですか?

TED Talkにおいてジェームズ・キャメロン監督は、「タイタニック」誕生秘話について語りました。

「アバター」なども手掛けたキャメロン監督は映画製作を通じて何を学んだのか?世界一級のストーリーをご紹介しましょう。

 

「タイタニック」は好奇心から生まれた

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アカデミー賞11部門受賞という偉業を成し遂げた「タイタニック」は、実はキャメロン監督の趣味であるダイビングがきっかけだったそうです。「史上最高のラブロマンス」だと映画会社に説明したものの、本音は「実際に潜って船を見る」のが狙いでした。

幼い頃から深海に夢中だった好奇心がキッカケで「タイタニック」は生まれました。そして底のない好奇心こそが素晴らしい映画を作る原動力になることを、このとき学んだのです。

 

想像力で、現実を生み出す

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映画製作を通じて、キャメロン監督は深海探索の虜になりました。好奇心を満たし、想像力を掻き立てる深海はハリウッド以上の冒険の舞台だったのです。

映画監督を一時休業するほどの覚悟で挑んだタイタニック号の潜水艇探索では、調査に使う光ファイバー搭載ロボットを自分たちの手で開発しました。

その後も複数の潜水調査技術を開発し、誰も見たことのない映像や現象をとらえることに成功しました。想像力をフル稼働され、新たしい現実を作り出したのです。

 

チームの絆とリスクへの挑戦

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潜水調査では思わぬ収穫もありました。チームとして強い絆を作る方法、チームメンバーが互いに敬意を持つことの重要性を学んだのです。

この経験を活かして映画「アバター」製作に挑みました。リーダーとして、チーム全員が尊敬しあえるよう努力したのです。結果、4年半の映画製作期間を経て、チームは家族になりました。映画製作の根本が変わった経験でした。

TED Talkの終盤、キャメロン監督は数々の映画を作ってきた経験を踏まえ、若い映画製作者にこんなアドバイスをしています。

「自分に限界を設けるな、進んでリスクを取れ」

好奇心を原動力にし、想像力を磨き、尊敬できるチームメイトと限界やリスクに挑戦し続けてきたキャメロン監督ならではのメッセージでした。

 

今回のカギ

キャメロン監督の言葉が格好良かったのでご紹介を。

■「失敗」は選択肢であり、選択肢にないのは「恐れ」である

たしかに素晴らしい芸術やイノベーションは、リスクを承知で何度も試行錯誤して生まれてくるものでしょう。

全ての挑戦者に覚えてほしい言葉(カギ)。私も心に刻みます。

 

動画情報

James Cameron: Before Avatar … a curious boy
ジェームス・キャメロン: 「アバター」を生み出した好奇心

※iPhone/Android等スマートフォンからはこちらの動画をご覧下さい↓

 

[1分TED]について

「TEDを見たいけど、英語が苦手。」
「10分は少し長い、見る時間がない。」

そんな声から、1分間で動画の魅力がわかるTED紹介、略して[1分TED]は始まりました。この記事を読んで、少しでもTEDの楽しさや面白さが沢山の人に伝わればと思っています。

NHKでも毎週月曜、夜11時から放送されていますので、ぜひご覧いませ。

スーパープレゼンテーション|Eテレ NHKオンライン

それでは、これからも楽しいTEDライフを!

@3_wa

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