メディアについて、勉強していますか?
当たり前のように近くにあるのに、意外と調べる人が少ないメディア。SNSの誕生によりメディアの幅がドンドン広がる現在、ビジネスパーソンも知っておくべき事柄になりました。
そんなメディアの正体を解説するのは田端信太郎さん。WIREDやBLOGOSなどのウェブメディア、NAVERまとめやlivedoorブログの立ち上げにも携わったメディアの達人のとっておきの授業をご紹介しましょう。
そもそもメディアとは?
メディアはコミュニケーションと同じです。相手がいるから成立するものであり、受け手を一切無視した情報発信サービスはメディアとは言えません。
ネット上にスモールメディアがあふれている現在、受け手を意識しない発信者の情報はどんどん読まれなくなってきました。ブログも全く同じことが言えます。
現在のメディアの特徴
これまで多くの企業にとって大切なのは「お金(キャッシュ)」でしたが、今の企業にとって大切なのはキャッシュよりも「関心(アテンション)」と「才能(タレント)」だと田端さんは主張します。
タレントを持った優良顧客や優秀な人材の関心をどうしたら掴むことができるのか、このハブとなる「メディア」の役割がドンドン重要になってきているのです。
社内メディアも更に増えてくることでしょう。なぜなら、強い自社メディアは職員のモチベーションを上げるのにピッタリなツールだからです。
これからのメディア
シェアハウスやヨガの人気が出たのは、BRUTUSなどの多くの雑誌で取り上げられたからだと言われています。もともと流行っていたのではなく、魅力的な情報誌が発信することで、新しい流行が生まれたのです。
まるで預言者のように未来の社会を作っていく。これこそがメディアの影響力の本質です。今すぐには読まれなくても、将来誰かの心を掴むと信じて、良い記事を書き続けた人々が新しい社会を切り開いてきました。
メディアは時代とともに、もしくは時代よりも少しだけ前に進んでいるのです。
今回のカギ
最後の「メディアが社会をつくる」とう考えは衝撃でした。確かに今は反対されたり嫌われていることが未来をつくる可能性も十分あります。
今回の一番の学び(カギ)は
■一歩先の社会を想像しながら、情報を発信していこう!
です。
メディアを見る目が変わった1冊。おススメです!
@3_wa
一歩先をいくブログマガジン
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