きっと私だけではないでしょう。
いざブログを始めようと思うと、ブログのタイトルをどうすれば良いか悩むものです。
今回は、ブログ名を何度か変えてきてやっと分かった「安心してブログを続けることができるタイトル」の付け方についてご紹介します。
何度か変わったブログの名前
私がブログを始めたのはもう5年近く前になります。
とりあえず、尊敬する大学の先輩がブログを書いていたので、真似するようにブログを書き始めました。何を書けば良いのかも分からず、思いついたことを何となく記事にしていました。
それから1年半ほどしてブログ名を「教育開発人のブログ」に変更しました。ブログ名の由来は大好きなブログ「教育開発の仕事」と自分の名前(=開人)の組み合わせです。
「教育開発のスペシャリストに成りたい」
人生の目標と呼べる道が見つかり、ブログ熱も上がりました・・・が、実はすぐに熱が冷めてしまいました。
目標自体は変わっていなかったのですが、ブログを書くハードルが上がってしまい、ブログの記事を一切書けなくなってしまったのです。「自分は将来の目標に対して本気ではないのか」と自分を責めたこともありました。
しかし、関西でライフハックネタを中心に書かれるブロガーの方とお会いして、ブログを書くこと自体をもっと楽しもうと思えるようになりました。
htmlやcssを勉強し、WordPressのブログテーマを自分で作ってみました。オリジナルドメインも取得し、毎日ブログを更新できるようになりました。
そしてブログタイトルを「みんなの扉を開くカギ」に変更しました。今から1年半前に変更しましたが、このタイトルが気に入っており、この先もずっとこのタイトルで行こうと思っています。
昔のブログ名と今のブログ名で何が違うのか?
一言で言えば、ブログのテーマを絞ることを辞めました。
「教育開発人のブログ」というブログ名のときは教育開発関連の記事を書くことを意識していましたが、「みんなの扉を開くカギ」にしてからは、iPhoneのアプリからレストランのレビューまで何でも記事にすることが出来るようになりました。
ブログのテーマをあえて絞らないことで、ブログを書くハードルが下がり、小さなことでも記事に出来るようになったのです。
でも、独り善がりのブログにならないように
何でも記事にすることができるようになったと書きましたが、一つだけ気をつけていたことがありました。
それは読者のことを考えながらブログを書くことであり、何か一つでも持ち帰ってもらえるような記事づくりをずっと心がけています。
iPhoneのアプリを紹介するときも、レストランのレビューを書くときも、記事を読んでくれた人が「役に立った」「参考になった」と思ってもらえるよう、私なりの工夫をしてきました。
テーマを絞ることは辞めましたが、読者の役に立ちたいという想いだけは常に持って記事を書いていることが、今のブログの特徴です。
それこそが、ブログ名をつけるコツだった
テーマを絞らず、読者の役に立ちたい。
この想いこそが、今のブログ名「みんなの扉を開くカギ」にする決め手でした。
別の言葉に置き換えると、「何を成し遂げたいか」ではなく、他者(読者)から見た時に自分は「どんな人間でありたいか」を考えてブログ名を決めました。
「どんな人間でありたいか」をブログ名にすることで、記事を書く時に悩むことが少なくなりました。無理に肩に力が入りすぎず、自然体でブログを書くことができるようになったのです。
ブログ名に特定のテーマを入れて、それに関連する話題を書き続けることが出来る人は心から尊敬しますが、私のようにテーマを絞りすぎて記事を書けなくなることだってあります。
ブログを好きになるために、正確に言えば、ブログを楽しく続けることができるようになるために、私はテーマを絞らないブログ名を、できることなら「どんな人間になりたいか」をブログ名にすることをおススメします!