ご無沙汰しています。
本日から、日経ビジネスオンラインで連載が始まりましたので、近況報告も交えてご紹介させてください。
退職、代表就任、法人化
2013年の10月に前職JICAを退職してから、もう少しで2年。この2年間はe-Educationの活動に全てを注いできました。
e-Educationは「世界の果てまで、最高の授業を届ける」ことを理念に掲げ、途上国で教育支援をしているNGOです。私が大学生の頃、税所篤快(アツ)と一緒に立ち上げたNGOであり、バングラデシュをはじめとした途上国各国で活動を続けてきました。
2014年は文字通り激動の1年で、7月に代表理事に就任、12月には任意団体からNPO(特定非営利活動法人)へ移行と、身の回りに大きな変化がありました。
変化があったのは立場だけではありません。e-Educationの活動も毎日のように壁を乗り越えながら、少しずつ進化を重ねてきました。
本日から始まった日経ビジネスオンラインでは、そんな進化の過程や、これからの取り組みについてご紹介させていただきます。
「行動」を届けられる人に
先月、ずっと続けてきたアツの日経ビジネスオンラインの連載が最終回を迎えました。
「僕は五大陸を目指します!」
活動3年目を迎えた2012年。アツが掲げた”五大陸ドラゴン桜”という旗は、一緒に活動を続けてきた私ですら無謀で無茶なものだと思いました。
けど、結果を見てみれば企業や国際機関を巻き込み、何より同世代の仲間たちを巻き込み、5000人の貧しい子どもたちに映像教育を届ける活動になっています。
なぜ、こんなにも沢山の人たちが同じ道を走ってくれたのか?
連載の最後では、こんな言葉が書かれています。
五大陸を駆け回ってやっとたどり着いた結論は、これです。
前へ、前へ、と行動を続ければ、きっと道は開ける。
そしてその目指すべき道が「誰かのため」であるなら必ず仲間が集まってくる。
「前へ、前へ」
書籍のタイトルにもなったアツの言葉。それ以上に彼の行動を見て、たくさんの人がきっと突き動かされたことでしょう。
私のその一人であり、e-Educationが今なお一番大切にしている価値観にもなっています。
本日からアツのバトンを引き継ぐ形で、日経ビジネスオンラインで連載が始まりましたが、言葉以上に「行動」を大切にし、一緒に夢を追いかけてくれる人たちの背中を少しでも押せるよう頑張ります!
これから隔週で連載を続けていきますので、良かったらぜひ日経ビジネスオンラインをご覧ください!
▼第1回目の連載はこちら