「プログラミングを勉強しましょう」
こんなメッセージを突然受けたら、あなたはどう感じますか?
おそらく多くの人の心は動かないでしょう。それどころかマイナスのイメージを持つかもしれません。
今回は、Code.orgのビデオを参考に、「楽しさ」を伝えることの重要さをご紹介できればと思います。
Code.orgとは?
Code.orgはコンピューター教育を応援するNPOです。
IT業界がどんどん発展する中、学校現場でプログラミング教育が進んでいないことに問題意識を持っており、今後どれほどプログラミングが大切になるのかを発信し、いくつかの解決策を提示しています。
ここまで聞くと、なんだか難しそうな活動をしているように聞こえますが、以下の動画を見ればその印象は変わるでしょう。
世界的プログラマーのオールスターが登場するPV
Code.orgは先日、プログラミングの魅力を分かり易く紹介するための広報ビデオを公開しました。
Facebookをつくったマークザッカ―バーグ、Microsoftをつくったビル・ゲイツなど、世界的に有名なプログラマーたちが、プログラミングの魅力を楽しく語っています。
プログラミングによってどのように人生が変化したのか?プログラミングを勉強した経験がNBA(バスケット)でも役立った、といったエピソードもあり、プログラミングを学ぶ「楽しさ」がよく伝わってきます。
プログラミングを学ぶことでどんな面白いことが起こるのか?「何ができるようになるのか」だけでなく「どんな楽しい人生になるのか」に焦点を当てたビデオはぜひ一人でも多くの人に見ていただきたいビデオです。
今回のカギ
この動画を見て、NPOの広報についても少し考えたことがありました。
それは問題を定義するよりも、「楽しさ」を伝えたほうが良いのでは?ということです。
社会を解決することの裏側には、必ずと言ってよいほど「楽しさ」があるものです。サポートを受けた人がどんな「楽しさ」を見つけたのか、サポートをした人がどんな「楽しさ」を味わったのか、ここを強調するのべきではないかと思いました。
■難解な課題解決よりも、シンプルな楽しさを
会議やプレゼンテーションでも重要な手法、ぜひ身に付けていきたいです。
@3_wa
[via. Code.org]