10年後の教育について疑問。もし学校の試験でGoogle検索可能になったらテストはどう変化するか?

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School exam after 10years

最近、カフェにいくと頻繁に大学受験生を見かけ[email protected]_waです。

世界史の単語を、ノートに一生懸命書きながら覚える受験生を見てふと思いました。

「10年後の大学受験で、世界史の単語が問われる問題はあるのか?」

この疑問から、10年後の学校のテストについて想像してみました。

 

【前提】学校教育は社会人スキルの変化に合わせて変わるもの

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photo credit: chimothy27 via photo pin cc

学校教育のゴールの一つは社会に貢献できる人材育成であり、社会人に求められるスキルが鍛えられます。

だから、かつては必修であったそろばんの授業は、今はパソコンの使い方等の授業にシフトしています。

アメリカやオーストラリアの高校では、高校数学の授業で電卓やパソコンを使い微分積分を計算させます。正確な数値を素早く出すスキルが実社会で役立つからです。

このように学校の教育は、社会の変化に合わせて変わっているのです。

 

【問】(日本の)テストはこのままでいいのか?

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photo credit: San José Library via photo pin cc

つい先日、カフェで隣に座っていた学生が必死に世界史の用語集を覚えていました。

世界史の勉強は、世界の流れを掴むことができ、海外の人たちと話すときも役立つ大切なスキルを磨くことができます。

しかし、世界史の用語集を完璧に覚えることが本当に大切なのかどうか最近疑問に思います。

実社会だったら、すぐにGoogleで検索できます。単語レベルの答えであれば10秒以内に発見できるでしょう。

にもかかわらず「Google検索可能」な学校のテストは日本には(たぶん)ありません。

社会人で必須となる検索&情報整理スキル。10年後には学校のテストに入っていてもおかしくないのではないでしょうか?

 

【本題】Googleを活用した学校のテストについて

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photo credit: Extra Ketchup via photo pin cc

本題です。10年後、日本の学校(特に中学~高校)の試験でGoogle検索を可能にするなら、どんなテストが考えられるでしょう?

1.答えが複数あるような問題
2.圧倒的な回答量が求められる問題
3.グループで答えを出させる問題

以上3つのテスト形式を思いつきましたので、順番にご説明します。

 

1.答えが複数あるような問題

「 □ + □ = 9 」という例が一番分かり易いでしょか?実社会でも複数の答えがある問題は沢山あります。

少し前に、サンデル教授の「正義とは何か?」という投げかけが話題になりましたが、こういった問題がテストでも増えるのではないでしょうか?

ヒントはネット上で探せても、答えは自分で導き出さなければならない。これならGoogle検索を使っても試験が成り立ちます。

 

2.圧倒的な回答量が求められる問題

「世界3大宗教の違いと共通点を4,000字で説明せよ」は少々雑な質問ですが、回答量を増やすのも一つの手です。

答えを書くときは必ず情報ソースを最後に記して、自分なりの見解を入れることも義務にしたら、テストとして十分成立するでしょう。

問われるのは情報を統合し、理論を構築する力です。自分なりの主張を根拠づけて説明するスキルはどこでも役立つ力です。

 

3.グループで答えを出させる問題

「どうしたらアフリカの貧困がなくなるのか」は大きすぎるテーマですが、複数人で考えるテーマとしてはちょうど良いでしょう。

これは1と2の応用ですが、複数人で答えを出す力は、社会人になってから一番求められるスキルの一つです。

どのように役割分担するか、意見が対立したときにどう対処するかは、会社に入ってからもずっと磨かれていく力なのです。

 

まとめとネタバレ

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photo credit: Jim Sneddon via photo pin cc

実は上で紹介した3つの問題形式は、いずれも海外の高校ですでに採用されているテスト形式です。日本の大学に入学するために帰国した学生から詳しく教えてもらいましたが、私にとっては衝撃的でした。

日本でも大学に入れば、レポート形式やグループワークの試験はありますが、高校で採用している例は少ないでしょう。Googleの検索のみならず、ITを中心とした技術は日々進化しており、過去に作られたカリキュラムでは時代の変化に対応できなくなる危険性があります。

この危機意識を持って10年後の社会を見据え、学校の授業やテストを見直していかなければと思いました。

@3_wa

 

参考

10年後の学校や教材についても考えてみました↓

[妄想]10年後の「学校」「授業」「教材」ついて想像してみます。 | Edu Dev.net

オープンエデュケーションが今後の教育の主流になると思っています↓

『ウェブで学ぶ』本という本が誕生した背景を探る。 | Edu Dev.net
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