プラットフォーム(政策)を作るために、まずコンテンツ(モデル)を作るという戦略

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photo credit: susivinh via photopin cc

最近、「乱読」にハマっています。

「乱読」とは書物のかけ算。異なる分野の書物を同時に読み、そこから新しい知恵を見出していう方法です(持論です)。

5月に入ってから始めたばかりですが、おもしろいかけ算がありましたのでご紹介を。

プラットフォームとアドボカシー、コンテンツとモデルづくり

今回のかけ算はこちらの2つ。

前者は記事で、後者は本。内容も民間企業の成長戦略とNPOの組織論と異なりますが、一つの共通点を見出すことができました。

それは大きな構想を実現するために、小さな行動から始めることです。

まず、世界の経営トップがいま考えていることでは、プラットフォーム戦略の重要性が説かれ、バンダイナムコを実例にしてコンテンツホルダーであることも大事だと書かれていました。

一方、『世界を変える偉大なNPOの条件』では、政策に反映させる(アドボカシー)ためには、自らモデルを創ることが重要であると述べられていました。

この2つ、似ていると思いませんか?

鶏が先か、卵が先か

プラットフォームとコンテンツに、アドボカシーとモデルづくり。

この2つでも、「どちらが先か?」ということが度々議論され、気がつけばどちらか一方を選ぶことが「善」だというように捉えられがちです。

しかし、結果から見ればどちらも大事であり、先にやることを決めるよりも、いかにしてどちらも同時に行って行くかが重要なのです。

例えば、映像教育の力で途上国の教育課題の解決を目指すNGO e-Education Projectでも、モデル作りと政策提言のどちらも推し進めていますが、どちから一方が欠けてしまうと途端に成り立たなくなります。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、意外とどちらかが抜けており、抜けたものに対して批判や不満を抱いている人が多いように感じます。

「頭でっかちな政策」
「自律発展性を考えていない事業モデル」

こういった言葉を聞いて、胸が痛くなる人もいることでしょう。

私も今一度両方のバランスを整理し、戦略を組み立てて行こうと思います。

良かったら、ご一緒に!

@3_wa

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