あれもしたい。
これもしたい。
でも時間がない…。
お金もない…。
体力もない…。
そんなときあなたはどうしますか?
この一つの解答例を示してくれたのがこの本でした↓
「あなたはどういう人生を送りたいのか?」
この本は冒頭からこんな記述があります。
大前さんはこの問いに対してハッキリと答えます。
「おれは自分で選んだ人生を生きたい」
回り道でも結構。
寄り道でも結構。
間違った道でも結構。
そんな道でも見えるものがある。
そんな道だから見えるものもある。
だから…走る!走る!!走る!!!
こう宣言した上で、走り続ける方法について述べていきます。
・やりたいことを先延ばしにしない(「そのうちに…」は絶対言わない)
・楽しいと思った時が、やるべき時。思い立ったら、すぐにやる
・他人の人生を生きない。それは自分の人生じゃないから。
・人生オールクリアしても不安はない。また始めればいい。
・早めに分からないと思った人が勝ち。早めに考え始めた方が勝ち。
これに続けて…
南米や北欧の旅物語
愉快な仲間・加山雄三さんの紹介
死ぬほど遊び、実際死にかけた話
超放任主義の子育て方法
手帳やカバン(TUMI)へのこだわり
…と、まぁ楽しそうに本を執筆しています。
そして終わりでは…
休むのは天国に行ってからでいい。
それまでは何度もリセットして、思いっきり可能性にトライしたい。
だから他人への過度な配慮も、老後のための我慢もやめようぜ。
人生楽しめるうちに楽しもう!!
…だそうです。
この本を読んだからと言ってスローライフを否定することはもちろんできませんが、
多くのものを見て、
多くの人に出会い、
多くの経験を積むことは…考えるだけでワクワクしますね。
“やりたいことを全部やる”
これは決して投げやりの言葉ではないでしょう。
しっかり死ぬための覚悟の言葉と言ってもいいでしょう。
最後に。
私が尊敬してやまないY先輩が、昨日こんなことを言っていました。
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俺な、最近思うねんけど、
人間って生涯寝る合計時間って決まってるんちゃうかな?
せやけん、寝るの勿体ないし、俺やっぱ寝なくてもええわ。
そしたら300歳くらいまで生きてられそうやし(笑)
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もちろんそんなことはないと思いますが、
たぶんY先輩は「もう満足や~」なんて笑いながら、
皆に囲まれて最期を迎えるんじゃないかと思いました。
やりたいことは、全部やっていきましょう。
「そのうち」ではなく「いまから」で。