勉強を継続したい。できるだけ楽しく。
これは大学受験の頃から続く思いですが、なかなか上手くいきませんでした。
同じ大学を目指すライバル。
同じ教材を使っていて意見交換できる勉強仲間。
同じ趣味をもっている読書友だち。
どれも0から探すには難しく、塾に入ったり、セミナーに参加したり、お金と時間をたくさんかけました。
こんな課題を一気に解決してくれそうな学習系サービス『Studynote(スタディノート)』。
『Studynote』なら「記録」と「共有」で楽しく勉強を続けることができます。
まだ使い始めて1日もしていませんが、ぜひ加えてほしい機能がまとまりましたので、ご紹介します。
勉強SNS – Studynote 1.0.2(無料)
カテゴリ: 教育, 仕事効率化
販売元: Cloud Study Inc. – Cloudstudy Inc.(サイズ: 1.8 MB)
『Studynote』とは?
『Studynote』は「誰もが楽しく勉強を継続できる」ことを目的に作られたオンライン学習サポートツールです。勉強した内容を「記録」することでやる気をあげ、「共有」することで勉強を楽しくします。
すごいと思ったポイントの詳細は先日のブログでまとめましたので、ぜひ一度ご参照ください。
SNSで楽しく勉強継続!話題の学習アプリ『Studynote』がすごい8つのポイント | Edu Dev.net沢山の方に共有いただきました。共有の楽しさを知る良い機会になりました。ありがとうございます。
どうしても加えてほしい2つの機能
『Studynote』は学びを記録して共有できる画期的なツールですが、まだまだ改善&成長の幅があると思いました。
ぜひ追加してほしい機能を優先度が高い順に5つお伝えします。
1. 記録の自動化
どうしても欲しい機能です。
「ライフログ」という言葉が流行っているように、スマートフォンの登場により「記録」することが非常に簡単になりました。
いつ勉強を始めて、何時間勉強したのか、『aTimeLogger』や『Toggl』のようなiPhone/Androidアプリを使えば簡単に記録できます。
もちろん複数のアプリを組み合わせて勉強する方法もありますが、個人的には勉強に関するツールは一つに絞りたいです。
WEB、アプリ、どこからでも簡単&正確に記録できる環境づくりを更に追及してほしいです。
2. 動画サービスとの連携
『Studynote』で扱う教材はAmazonから探すことが中心になりますが、現在のICT教育の主流は間違いなく(無料)動画です。
なぜ無料なのか疑いたくなるようなコンテンツがWEB上でいくつも公開されています。
ICT教育の先駆者、飯吉透教授の著書『ウェブで学ぶ』ではこのような海外の最先端オンライン教材がたくさん紹介されています。
日本国内でも、プログラミングを0から学べるドットインストール、大学受験の基礎から学べるソーシャル予備校など、優れたオンラインコンテンツは日に日に増えています。
マネタイズやデータ解析など簡単に実施できない理由はあると思いますが、学びを個人的なものにするためには、自分のテーマに合わせてピンポイントで勉強できる無料動画サイトや音声教材との連携が不可欠です。
できれば加えてほしい3つの希望
上の2点は『Studynote』が日本最高の学習サポートサービスになるための必須機能だと思っておりますが、他にもできれば加えて欲しい機能があります。
3. カレンダー機能の強化
一日の学習予定は手帳やチェックリストで管理するのが一般だと思いますが、スマートフォンがあればいつでも&どこでもすぐ確認できます。
社会人が語学勉強するケースを想定しましょう。仕事や家事など様々なToDoがある日々の中で、細かなスケジュール調整は不可欠です。
これを可能にしてくれるのが複数のデバイスで同期可能なオンラインカレンダー。
私はGoogleカレンダーを愛用していますが、勉強の予定とそれ以外の予定をしっかり区別できています。
ただし、管理するときは一元化したい。一日の予定を確認するときに複数のカレンダーを見るのはストレスです。
『Studynote』にはすでにカレンダー管理機能がありますから、ぜひ他のカレンダーサービスとの連携を検討してほしいです。
4. 目標までの道のりの可視化
勉強が積みあがっていく様子を可視化する。
これが楽しく勉強を継続する上で一番重要な指標であることは分かりますが、
次に重要なのは自分が現在どの位置までたどり着いたのかという進捗状況の可視化です。
具体例をあげましょう。
一冊500ページの参考書を1週間で1周したいのであれば、1日に70~80ページ読み進める必要があります。では、複数の参考書を同時に読み進めたり、1冊の参考書を何週もする勉強際はどうすればよいのでしょうか?
勉強時間の「足し算」も確かに重要ですが、目標からの「引き算」が重要な場合がたくさんあります。どれくらい頑張ったのか、あとどれくらい頑張らなければならないのか、両方ともチェックできるようになったら最高です。
5. オピニオンリーダー関係
生徒同士などお互い対等な関係で、立場で意見を交換し合い、学びあう方法を「ピア・ラーニング」と呼びます。
上から下への一方通行ではなく、お互いが刺激し合って成長していくピア・ラーニングは素敵な学習方法ですが、一つ大きな問題があります。
「誰の意見が正しいのか?」
シンプルなテーマや目標であれば問題ないのですが、英語学習や大学受験では参考書が沢山ありすぎて混乱してしまうのではないでしょうか?
つまり、方針を決める必要がある学習は、何を羅針盤にするのか自分で判断する必要があり、これが大きな壁になるのです。
TOEICで900点取るためにはどうしたらいいのか?第一希望の○○大学に進学するには何をすればいいのか?きっと判断に悩むでしょう。
そこで登場するのが「オピニオンリーダー」と呼ばれる人物です。先生より身近な、尊敬できる友人といったイメージです。
上の事例で言えば、英語を学ぶコミュニティに、留学経験なしでTOEIC990点(満点)を取った人が加われば大きな力になるでしょう。大学受験でも実際トップ成績で合格した大学生が加われば大きな指針になるでしょう。このようなオピニオンリーダーが必要なのです。
もう少し踏み込むと、誰をオピニオンリーダーにするか、ユーザー全員がきちんと評価できるかが大きなポイントです。自分にとってロールモデルとなる人を見つけ、その人と相互に高め合いながら成長していく。これが「個人的な学習」の理想の一つだと思います。
実はこのサービス、前作『studylog(スタログ)』では存在しておりました。「サポーター」と呼ばれた機能ですが、サポーターをクローズな関係の中でしか見い出せないことが課題だと思いました。
だからこそ大学受験であれば『道塾』の講師のようなオピニオンリーダー(コーチ、メンター)との接点を掴みやすい他のサービスとの連携が不可欠だと思ったのです。
もしも田舎の大学受験生が道塾×Studylogを利用したら・・・ | Edu Dev.netこのように複数のサービスのコラボレーションが勉強の鍵になると思います。
時間が経つにつれて、実績をつくった人たちがいずれオピニオンリーダーになっていくとは思います。
しかし、結果が出しにくい分野(公認会計士などの資格取得)では、できればその道のプロ(しかもできれば指導経験がある人)を積極的に巻き込むことにも力を入れていくべきでしょう。
読者の皆さんへ
以上5つの希望をあげましたが、このサービス自体が悪いとは決して思っておりません。むしろ現時点では最高峰です。
ただ、廣瀬さん( @cshirose )のような若くして教育改革に挑む開発チームの皆さんだったら、もっと素晴らしいツールに磨き上げてくれるだろうと期待を込めてコメントしました。
さらに、ツールを活かしきれるかどうかは、最終的には個人の工夫と努力です。上で希望した機能についていえば、少しの工夫で実現できることが沢山あります。
私自身、1人の勉強者として、ユーザーとして、『Studynote』の使い方をもっともっと追究していこうと思います。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もし良かったらぜひ『Studynote』を使いながら、一緒に勉強方法を考えていきましょう。
追伸
『Studynote』を良い習慣づくりに活かせるのではないかと思い、「朝活しよう!」というコミュニティを作りました。
特定の分野ではなく「時間」に縛りをかけたコミュニティになります。
読書、大学受験、資格対策、ジャンルはなんでもOKですので、朝勉強したい方はぜひご一緒に!
Studynote – コミュニティ – 朝活しよう!朝早起きする習慣を記録&共有しながら楽しく磨いてきたい方はぜひ!
勉強SNS – Studynote 1.0.2(無料)
カテゴリ: 教育, 仕事効率化
販売元: Cloud Study Inc. – Cloudstudy Inc.(サイズ: 1.8 MB)
@3_wa