マジックは好きですか?
マジックは見ているだけで自然と笑顔になります。
今回ご紹介するのは、マルコ・テンペストさんのとっておきのマジック。
リアルタイム拡張現実を活用したマジック(プレゼンテーション)をご紹介します。
拡張現実×プレゼンテーション
拡張現実とは、コンピュータで生成したイメージを空間に映し出す技術であり、マルコさんはマジックを研究するための最高のツールだと考えました。
そして生まれた拡張現実プレゼン。人の動きにリアルタイムで反応する拡張現実を使って、デジタルマジックを開始したのです。
マジック=観客が主人公のストーリー
マジックが面白いのは、観客自身が驚くべき体感をできることです。
現実ではないと分かっていても、魔法のような手品の世界に入り込んでしまいます。
まるで一つの小説のように進む物語。自分が主人公になって驚きを味わえるから、マジックは楽しいのです。
マジック=予想外の展開があるストーリー
マジックはとてもドラマチックです。火の輪を潜る冒険、牢獄からの脱出、見ているだけでドキドキします。
優れたマジックには、予想を裏切るひねったストーリーがあるもの。 騙され、裏切られ、ハラハラするからこそ、観客は笑顔になるのです。
拡張技術というデジタル技術は、人の予想を軽々超える新しいツールです。
単なる技術ではなく、ストーリーを加えることで、技術は人を笑顔にするのです。
今回のカギ
このマジックは世界最先端のプレゼンテーションと言って問題ないでしょう。最初の1分で観客を虜にし、物語の中に引きこむ力は素晴らしいです。
このプレゼンのカギは、
■最新デジタル技術とストーリーづくりの融合
です。
アナログな物語を構想し、技術をうまく活用する。このバランスが何より大切なのだと思いました。
動画情報
マルコ・テンペスト 「拡張現実がつくり出す魔法」
Marco Tempest: A magical tale (with augmented reality)
約6分半の動画ですが、一瞬のように感じる素晴らしいプレゼンです。
拡張現実の魅力は、やはりご覧になるのが一番分かります。日本語字幕もありますので、ぜひご覧ください。
※iPhoneやスマホを持っている方は、ぜひこちらの動画をご覧下さい。iPhoneと拡張現実を組み合わせた素晴らしいプレゼンです!
[1分TED]について
「TEDを見たいけど、英語が苦手。」
「10分は少し長い、見る時間がない。」
そんな声から、1分間で動画の魅力がわかるTED紹介、略して[1分TED]は始まりました。この記事を読んで、少しでもTEDの楽しさや面白さが沢山の人に伝わればと思っています。
NHKでも毎週月曜、夜11時から放送されていますので、ぜひご覧いませ。
スーパープレゼンテーション|Eテレ NHKオンラインそれでは、これからも楽しいTEDライフを!!
@3_wa