心は鍛えるものではなく、整えるものです。
どんな力を持っていても、100%発揮にするためには心を整理する必要があります。
この「心を整える」方法を意識し続けているのが、プロサッカー選手の長谷部誠さん。
スポーツ選手も、ビジネスマンも参考になるベストセラー本『心を整える』の魅力を紹介しましょう。
自分だけの時間をつくる
まず、心を落ち着かせるためには、一人の時間を作ることが重要です。
上手くいかなかったり、周りに流されていると感じた時こそ一人の時間が大切です。
家族を持った社会人の方は厳しいかもしれませんが、それでも家を出るときやシャワーの後などちょっとした隙間時間に深呼吸をして、心を鎮める時間を作りましょう。
プラスの言葉を発信する
「監督(上司)は自分のことを分かっていない」
これはどんな職場でもよく言われる言葉ですが、長谷部選手はこの手の愚痴を徹底して控えています。
評価されない原因を自分にせいにして、今求められていることをすぐに実行しましょう。チームとして動くときも、相手のことを信頼して、好意をこめたプラスの言葉で絆を作っていきましょう。
これこそ、謙虚な姿勢と笑顔が似合う日本代表キャプテンの力なのです。
好きなものに触れる
荒れた心を鎮める効率的な方法は、自分の好きなものに触れることです。
長谷部選手は、子供と遊んだり、レストランの裏メニューを楽しんだり、一人温泉にいってリフレッシュいているそうです。
身の回りの整理も重要です。8割くらいの力でもいいから小まめに整理整頓を繰り返しましょう。
できるだけ自分の好きなものに囲まれた状況を作る。これが心を整えるコツなのです。
以上は「心を整える」方法の一部ですが、共通して言えることは「自分のことをよく観察する」ことの大切さです。
心を整えるには、自分を外から見るもう一人の自分が必要です。
上手くいかなかったときほど、外から自分を見つめる。
今すぐに実践できる『心を整える』方法の紹介でした。
@3_wa