今を生きる全てのコピーライターへお勧めしたい本。『ザ・コピーライティング』の[1分書評]

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良いキャッチコピーは、心にスッと入り込むものです。

しかし、人の心は十人十色。ある人に響いても、ある人には全く響かないことだってあります。

そんなコピーライティングのコツを恐ろしく科学的に分析したジョン・ケーブルズさん。

彼の分析結果の集大成でもある『ザ・コピーライティング』の魅力をご紹介しましょう。

 

膨大な検証実験

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photo credit: zhouxuan12345678 via photopin cc

コピーライターのジョンさんは通信販売を活用してキャッチコピーの分析をしました。

ある商品のコピーを複数種類出し、バラバラの連絡先を用意したのです。

問い合わせ先と販売数によって、コピーによって販売結果が異なることを数字で示すことに成功しました。

 

見出し35型のうちおススメ5法則

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photo credit: arnoKath via photopin cc

この本の魅力の1つが「実験と分析」だとすれば、もう一つの魅力は「法則と実例」です。

本の中では広告の法則とキャッチコピーの実例が紹介されており、中でも見出し35型は目から鱗でした。

いくつかご紹介しましょう。

■簡単さを紹介する
■役立つ情報を提供する
■エピソードを伝える
■質問形式にする
■ベネフィットを数字で示す

他にも「~する方法」のように具体的なキャッチの実例も紹介されており、すぐ実践できる内容でした。

 

80年前の本

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photo credit: Errol ImagesMedia via photopin cc

上で紹介した見出しのつけ方をご存じでしたか?私自身、他の本やブログで何度か聞いたことがありました。

しかし、です。この本が出版されたのは約80年前なのです。

先見性の高い本というより、人間の本質的な心を見抜いた素晴らしいコピーライター本と言えるでしょう。

今でも役立つこと間違いなしのとっておきの一冊でした。

 

今回のカギ

正直に申し上げると、1回読んだだけでは全てを理解できませんでした。それほど内容が広く深い本だったのです。

頭がパンクしそうになるほど多くの情報が詰まった本でしたが、その中で一番の学び(カギ)を紹介すると、

■キャッチコピーには80年近く変わらない法則と検証方法がある

でした。

これからは辞書のように利用し、過去の偉大な知恵をどんどん活用していきたいです。

@3_wa

 

他のおススメ本

見出しで読者の関心を掴んだら次は中身です。たとえばブログであれば、コンテンツがどれだけ充実しているかが大きなポイントです。

人の心を動かすような文章を書きたい方はぜひ下の本をご覧ください。人と差がつく文章のコツがよく分かる1冊です。

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