【教育開発人へ】ブログタイトル変更(→将来の目標)の変更のお知らせ

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遡ること半年前、バングラデシュでの研修を終えて日本に帰る途中、6時間のトランジットの時間を利用して、タイの首都バンコクでずっと会いたかった人に会いにいきました。

本日はその素敵な出会いと、ブログ熱が高まった理由を紹介します。

 

バングラデシュでの気付き1~誰のために~

約半年前、バングラデシュで2回交通事故になりかけました。「私が」ではなく「現地の人が」であり、1度目はご老人、2度目は小さな子供でした。
ただ、1度目と2度目では私の身体の反応は大きく異なりました。子供がCNG(三輪タクシー)に引かれそうになった時、ご老人の時は傍観していた身体が自然に動いたのです。「この子は助けなければ!」と心が訴え、身体が従いました。幸いにも彼は引かれずに済みましたが、この経験を通じて自分が将来誰のために働きたいか、スッキリしました。

“自分より可能性のある、子供たち(下の世代)のために”

「これまで」を作り上げてきた人ではなく、「これから」を作る人へ。引かれそうになったご老人への罪悪感は少し感じながらも、「誰のためなら死んでも悔いはないか?」と聞かれて思い浮かぶのは、やはり自分より年下の人達ばかりでした。

これがバングラデシュでの最初の大きな気付きでした。

バングラデシュでの気付き2~何を~

では、そんな子供たちのために何ができるか?何をすべきか?現在もまだ悩んでおり、これからも悩み続けようとは思っていますが、それでもヒントはいくつか見つかりました。

まず、途上国の全ての課題は教育不足に通じると思いました。大気汚染、ヒ素問題、水不足、感染症、汚職…こういった課題の原因を遡っていくと、多くのケースで幼少期の教育不足にぶち当たりました。そして残酷で理不尽な現実を当たり前だと思い、諦めてしまう習慣もやはり教育不足に繋がっている気がしてなりませんでした。

課題が多く見える一方で、教育の可能性を感じることもできました。これは後日きちんと書きますが、大学生の頃から協力していたe-Education Projectというバングラ農村部の衛星予備校事業(DVD授業)が軌道に乗り、農村僻地の高校生がバングラで最も有名なダッカ大学入試に合格したのです。合格した彼の可能性の開花を肌で感じる共に、一緒に頑張ってきた現地パートナーが輝く様子が、自分のこと以上に嬉しく、誇りに思いました。

“教育は未来を変える可能性がある”

これがバングラデシュ最後の大きな学びであり、今後の進路を指す羅針盤になりました。

 

教育開発の仕事という秀逸なブログ

ずいぶん前置きが長くなりましたが、ようやくタイの話に戻ります。

教育の可能性を追求したいと舵取りをしたとき、最初に頭に思い浮かんだ人が現在タイで国連職員として働く宮沢一朗さんでした。

宮沢さんのことを知ったのはいつだったのか?一年前のブログは読んだことがあったので、おそらくそれ以前に知っていたのは間違いないと思います。うろ覚えではありますが、当時はGoogle Readerにハマっており、面白そうなブログを見つける度にGoogle Reader登録していました。最初は「教育」分野に登録していた一つのブログでしたが、ある時を境に★(スター)がついているほとんどのブログが宮沢さんのブログであることに気付きました。

バングラデシュから帰る直前、ブログを見返すうちに“この人には絶対に会いたい”と思っていたら、妙な因果で何人もの方からお繋ぎしてもらいました。そして当の本人である宮沢さんも二つ返事でOKして頂きました。

バングラデシュを離れる寂しさ以上に、タイでの面会が楽しみで仕方ありませんでした。

 

教育開発人へ

6時間のトランジットの時間を利用して、宮沢さんに会いにいきました。

駅まで迎えに来て頂いた宮沢さんと合流し、タイ料理を食べながら、宮沢さんがなぜ途上国を舞台にした教育の道に進まれたかを聞きました。頂いた答えは、私が感じたバングラデシュでの気付きに非常に通じていました。

現在の仕事が非常に楽しく、やりがいがあると満面の笑みで話す宮沢さんを見て、「誰のために」「何を」していくべきなのか、ようやく方向性が見えてきました。

“これから未来をつくる人々が、自ら可能性の花を開くことができる世界がくる日を願って”

羅針盤の針がようやく定まってきました。ただ、同時に道のりの長さと険しさも痛感しました。まだまだ知識も知恵もありません。だからこそ、これから勉強する必要があります。そんな中、宮沢さんから「勉強しなきゃいけないからブログを書いている」という話を伺いました。夢を追い、課題を模索し、自分を磨いていくために、もっとブログを書こうと思いました。


ありがとうございます。兄弟ブログとしてよろしくです。RT @3_wa: @miya160Thu Feb 10 03:54:55 via HootSuite

そして、先日ブログのタイトルを変更した際に、宮沢さんからこのようなコメントを頂きました。教育の可能性をもっともっと調べるために、これから兄弟ブログを更に充実させていこうと思います。とりあえず、3~5年くらいの時間をかけてゆっくり急ぎながら、知識をためて発信していきたいです。

以上、ブログのタイトル変更と、これからの方向性の宣誓でした。

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