[1分書評]『幸せはいつもちょっと先にある-期待と妄想の心理学-(早川書房)』 ダニエルギルバート, 熊谷淳子

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1min stumbling on happiness

人間の脳は嘘をつく、という話を信じますか?

「どうしても入りたかった会社に入っても嬉しくなかった。」
「一生好きだと思っていた彼女を嫌いになった。」

このように脳はたまに嘘をつきます。そしてこれが不幸の始まりです。

今回は「期待」と「妄想」に騙されて不幸にならない方法をご紹介します。



 

 

「脳」と「未来」のからくり

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photo credit: Domiriel via photo pin cc

人間は未来を描く唯一の動物であり、未来を描くツールが脳です。

しかし脳は自由に未来を描くことができません。過去と現在を足しあわせることで未来を作り出すのです。

このとき注意しなければならないのが、「期待」と「妄想」です。

 

「期待」と「妄想」のからくり

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photo credit: Johnny Vulkan via photo pin cc

ずっと欲しかったものが手に入ったのになぜか満足できなかった。こんな経験ありませんか?

「期待」と「妄想」は、人間の未来予測を狂わす大きな原因です。

人間は非常に合理的な動物で、良い選択肢を常に選ぼうとします。

しかし、選んだモノの長所を過大評価したり、取らなかった行動の価値を深く考えてしまい、結果「不幸せ」だと感じるのです。

幸せになれないのは、自分の脳のせいなのです。

 

「幸せ」へのみちのり

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photo credit: h.koppdelaney via photo pin cc

「幸せ」になるため、脳とうまく付き合う方法はいくつかあります。

まずは過度な期待や妄想をしないこと。「予想ははずれるかも」の心を持ちましょう。

また、選ぶときは選択肢の長所を小さく考え、却下するときは短所を大きく考えましょう。選択に後悔しないことが大切です。

そして、誰でもすぐにできる方法は他人の経験や知恵を学ぶことです。他人の経験を未来に活用できる、これが人間の素晴らしさなのです。

自分の無知を認めて、他人の知恵を活かして選択をしていく。

これができればHappyで納得の人生を歩めるでしょう。

@3_wa

 

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