昨年から本格的に使い始めた「あとで読む」の機能。
Pocketをはじめ、ブログをよく読む人なら使っている人も多いでしょう。
気になったタイトルを見つけたらすぐに「あとで読む」化し、時間のあるときにゆっくり読み返す。
なんだか時間を有効に使えている気がして、最初はすごく楽しかったのですが、徐々に違和感を感じるようになりました。
今回は、私の感じた「あとで読む」の3つの罠についてお伝えします。
時間があっても「あとで読む」
「あとで読む」を使ってから約1ヶ月。
気がつけば、ブログのタイトルだけ見て「あとで読む」ボタンを押すことが私の日常になりました。
RSSフィードを活用して毎日500記事ほどチェックする中で「あとで読む」化することは、いわゆる分別作業となり、ストレスなく気になった記事を読むことができるようになりました。
でも、そこでふと気がつきます。
「別に今読んでもいいのでは?」
毎日更新を楽しみにしているブログは、タイトルに関わらず最後まで読みきります。
また、忙しい時はもちろんありますが、必ずしも毎日時間に追われているというわけではありません。
にもかかわらず、ひたすら「あとで読む」化していくことに違和感を感じました。
気になった記事は、時間の許す限り、その場で読んでしまっても問題ないですよね?
「あとで読む」つもりが、読み返さない
次にぶつかった壁が「あとで読む」記事の放置状態。
忙しくなると、ついつい放置してしまい、気がつけば「あとで読む」はずの記事が200件以上。
こんな経験、ありませんか?
本来であれば、時間がなくてすぐに読むことができないイライラを避けるための機能のはずが、いつしか読まなくてはならない記事が溜まってイライラする事態に。
しかも、一度ハマってしまうと、なかなか抜け出せず、「あとで読む」の未読件数は一方的に増え続けるばかり。
まるで夏休み最後の数日間のように、何かに追われながら慌てて記事を読み返すことが、何度かありました。
これは、良くないですよね?
「あとで読む」ことができても、身に入らない
と、ここまでの課題は誰もが一度は味わうことな気がしますが、私が本当に悩んだのはその先です。
時間がある時はすぐに読み、「あとで読む」の放置状態も少なくなりつつなった時、急にこんな疑問が生まれました。
「あとで読むのゴールってなんだっけ?」
「あとで読む」は何かを成し遂げるための手段だったはずが、気づければ「どう使いこなすか」ばかり考えるようになっていました。
いや、その前から少しおかしくなっていたのかもしれません。
ブログを読むことが当たり前になってもう数年経ちますが、ブログをなんのために読むのか考えることはなくなっていました。
ブログを読むだけでは、読んだ内容は身に入らないということは随分前から知っていたはずなのに。
これが私のハマった「あとで読む」の3つの罠でした。
では、どうしたら解決できるでしょう?
今回のカギ
「自分の言葉を増やす」
これが「あとで読む」に振り回されないための、私なりの解決策です。
気になった記事には、必ず学びがあります。
でも、ただブログやニュースを読むだけでは、それは使える「武器」になりません。
なぜ気になったのか?記事のどこからヒントを得たのか?それを使ってこれからどう行動するか?
こういったポイントをまとめ、自分の想いや考えの詰まった言葉を生み出すことで、自分の身に入り、「武器」になります。
今年はブログを使って、今まで以上に自分の言葉を増やしてみようと思います。
良かったら、ぜひご一緒に。