最近、良くないです。
何が良くないって、本をほとんど読んでいないのです。
本を読まなくなったこと自体はあまり気にしていないのですが、本を読む理由をパッと言えなくなったことに危機感を感じました。
これは・・・チャンスですね。本をもっと読みたくなるよう、本を読むべき理由を挙げてみようと思います。
新しい発見がある
まずはここから始めます。
本を読むこと言うことは、発見の連続です。これまで知らなかったこと、気づかなかったことに触れる瞬間は非常に快感です。
一度読んだ本であっても、発見は必ずあります。読む場所、読む時間を少し変えるだけでも、全く違った発見があります。
どんなときも新しい出会いがある。これだけで本を読む理由は十分かも知れません。
自分と向き合うことができる
これも大事です。
本を読むのはいつだってプライベートです。仕事や学校とは違います。
そして他人との接触もありません。本を読むときに、誰かと会話をする人はいないでしょう。
本を読むという時間は、言い換えるなら自分の聖域に入ることです。自分だけの世界に入り、本と向き合うことで、その世界に一人しか存在しない自分と向き合うことができます。
本を読む行為は、自分と存分に向き合うこと時間を作ることなのです。
点と点を繋げる
最近、本を読んでも新しい学びが少なくなってきました。
これは喜ぶべきことなのかもしれませんが、どうも本を読む気が湧かない理由の大半はここです。
しかし、学びや発見の代わりに「繋がり」が増えてきたことに気が付きました。
例えば、あの本とこの本が似ているとか、かつて同じような経験があったなど、点と点が繋がり線になる感覚が増えてきたのです。
新しい発見ほどの衝撃はありませんが、一つ一つの点に意味が追加されていくのは違った快感があります。
本を読む理由が、一つ増えました。
今回のカギ
昨年は本をたくさん読みました。そして、新しい発見に絞って50記事ほど書評を書きました。本の魅力を最短で伝えるために、1分程度で読める分量でまとめることにこだわりもしました。
これ自体は凄く意味があり、短くまとめる力は格段に向上しました。まだまだ改善の余地があり、今後も継続的に磨いていきたい力です。
しかし、本を読む気持ちがどこか減ってきてしまいました。それは先ほど書いたように、新しい点を見つけることに夢中になりすぎ、点と点を線にする魅力を忘れてしまったからではないかと思います。
なので、書評のカタチもこれから少し変えていこうと思います。
■書評を書く時は、外からもう一つ点を加えて線にする
私の大好きな「わかったブログ」で書かれている「歪み」や「軸」を加えていこうと思ったわけです。
この記事を書いているうちに、何だか本を読みたくなってきました。
実験は、大成功です。
参考図書
上で触れた「歪み」や「軸」の大切さが分かる本。まずここから読み直してみようかと思います。