ブログにおいて短い記事と長い記事のどちらが良いでしょうか?
人気ブログを作るノウハウがつまった「わかったブログ」で興味深い記事が書かれていました。
ブログは記事数ではなく「文字数」で決まる果たして本当にそうなのか?他に大切なことはないのか?私なりの意見を述べたいと思います。
長い記事を書くメリット
「わかったブログ」では長い記事を書くメリットをいくつか紹介されていました。
■長い記事は単語数が多く、複数のキーワード検索に引っかかり易い
■文字数が多い記事は「お得感」があり、SNSでバズりやすい
■情報量が少ないと検索エンジンからコンテンツファーム扱いされることもあり
確かに首を縦に振る内容ばかりです。しかし、短くても良いことだって勿論あります。
短い記事を書くメリット
私は昨年の秋ごろから短い文章を書くことを心がけています。
『1分間アウトプット勉強法』という本を読み、大切なことは1分間で伝えられるものだと知ったからです。それ以来、TEDや読書の感想を1分で読める文章量(600~900字)でまとめることにこだわっています。
半年くらい短い記事を書くことを意識してきましたが、メリットは沢山ありました。
■何でも端的にまとめる癖がついた
■ブログを書く時間が短くなった
■沢山書けることが嬉しかった
個人的には3つ目のポイントが一番大切で、肩の力を抜いてブログをスラスラ書けるようになったのが嬉しかったです。毎日更新もずいぶん楽になりました。
一方、一時期3000字以上のまとめ記事ばかり書いていた時期もありましたが、疲れて次の日にブログを書く気力を失ってしまったこともありました。無理して長い記事を書くことはお勧めできません。
ブログ記事の長短で悩む人へ送る3つの質問
1.あなたがブログを書く目的は何なのか?
ブログを書く目的の中で、アクセス数を上げることが一つの大きな目的であれば、長い記事に挑戦するのも良いでしょう。
しかし、昨年の私のように、まずはとにかく毎日更新を続けたいと思うのであれば、あえて短く書くのもありです。
目的によってブログのスタイルは変化します。この機会に、ブログの目的を見つめ直してみましょう。
2.あなたは誰に向けて記事を書いていますか?
これは私もまだまだ改善すべき点ですが、ブログのターゲットを絞るのは本当に大切です。
例えば[1分TED]というシリーズは、TEDに興味があるけど時間がなくて見れないという人に向けて書いています。
だから、記事はやっぱり短くなるんですよね。ターゲットによって、記事の長さは変わってくるのではないかと思います。
3.結局、何を伝えたいのか?
ここが一番大切です。ブログが長くても、短くても、印象的に残る記事とそうでない記事があります。違いは何でしょう?
私はメッセージがあるかどうかだと思います。
何を実現したくて、誰に向けて、どんなメッセージを書くのか?ブログのスタイルに悩んだら、ぜひ自分に聞いてみてください。
今回のカギ
大切なことなのでもう一度。
■ブログの「文字数」以上に大切なのは「メッセージ」
「メッセージ」さえ決まれば、おのずとブログの長さも決まってくるのではないかと思います。
以前も触れましたが、ブログはプレゼンテーションに似ています。届けたいメッセージに向けて、他の言葉を重ねていくのです。
あなたが届けたいメッセージは何でしょう?
そのために必要な文字数はどれくらいでしょう?
こんな視点をもって、もっとブログを楽しみましょう!
@3_wa