「心を開くエントリー」を書くために必要な3つのこと≪初級ブロガー編≫

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photo credit: Stephen Poff via photopin cc

@3_waです。「みんなの扉を開く」ことを目的にブログを書いています。

毎日ブログを書いていると「この記事は本当に役に立っているのか?」と不安になることがあります。

特に最近インプットの量が減ってきてから、アウトプットの質が下がってきているように感じているわけです。

そんな自分を変えるための3つの方法。心を開くエントリーを書くために気をつけるべきことを整理しました。

もっと人の役に立つ記事を書きたいと思っているブロガーの方に届いて欲しいメッセージです。



 

1.心を開く相手をしっかり思い描く

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photo credit: Manu_H via photopin cc

基本中の基本ですが、ブログを書く時は、読者のイメージをしっかり作る必要があります。

たとえば、この記事であれば「ブログを書いている人」ではなく「ブログを頻繁に更新しているけど、記事の質に納得していなくて不満があるブロガー」が対象です。

言葉を届ける相手のイメージが具体的であるほど、一つ一つの言葉に重みが生まれてきます。

読者をイメージするのは最初非常に苦労しました。その悩みと解決策を踏まえ、私が意識していることを2つ紹介します。

1-1.読者のイメージは毎回変わって良し

記事を書く時、「いつも同じ読者を設定する必要はない」というのが私の持論です。

もちろん、毎回同じ読者に向けて発信したほうが分かり易いですし、定期購読者は増えると思いますが、他のネタが書けなくなってしまうリスクがあります。

例えば、「iPhoneアプリ」のネタに特化してしまうと、それ以外のネタが書けない恐れがあるのです。

私は「みんなの扉を開く」ために書いていますので、記事を書くごとに読者層を変えています。一つ一つの記事ごとに特定の誰かの役に立つことを目指しています。

1-2.迷ったら鏡を見て読者を想像する

「そうは言っても読者層を描くのが難しい」そんな方にお勧めしたいのは、自分にむけて記事をかく方法です。

備忘録を書けと言っているわけではなく、自分と全く同じ問題意識や関心を持ったもう一人の自分をイメージして書くのです。

私はTED、読書、iPhone、旅、バングラデシュなど好きなことが沢山あるのですが、それぞれ似たような価値観を持つ友人がいます。

自分が知りたいことを、同じくらい知りたい人はきっと世界のどこかにいるはず。鏡の中に移るもう一人の自分に向けて記事を書けば、きっと言葉が届く人はいるでしょう。

 

2.異なる2つのインプット方法を意識する

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photo credit: Trois Têtes (TT) via photopin cc

ブログを書く時、自分が思っていることをただ言葉にするだけでは「みんなの扉を開く」ことは難しいです。

ブログの質をあげるには、やはり良質なインプットは不可欠。でも、どうしたら質の高いインプットはできるのでしょう?

私が意識している2つのインプット方法をご紹介します。

2-1.課題だと思った時に、ブロガーのスイッチを入れる

これは本当にお薦めです。「自分の悩みをネタにすると良い」という言葉は何度か聞いたことがあるかもしれませんが、悩んだ時にブロガーのスイッチをいれます。

それは「この課題を解決して、他の人にもその方法を分かり易く届ける」という意思決定でもあります。このスイッチを入れるかが後で大きな差になります。

例えば、私が以前MacBook Proが立ち上がらなくなったときは、何とかしてこの解決方法を記事にして発信しようと心がけました。

[困った]MacBook Proが起動しない。?マークが起動時に出て立ち上がらない。解決方法が見つからない。 | みんなの扉を開くカギ
[続・困った]MacBookProが起動しない。インターネット+OS Lionで、Mac OS X ユーティリティまで来てもその先にいけない。 | みんなの扉を開くカギ
[解決]MacBook Pro直りました!最後はやっぱりAppleストアのGenius Bar(ジーニアスバー)でした! | みんなの扉を開くカギ

一つ一つの悩みとその解決プロセスを言葉にした結果、同じような悩みを持った人に届く記事を書くことができました。

この作業は正直「面倒くさい」のですが、同じ過ちを繰り返すことがなくなる可能性が高く、自分のスキルアップにも役立つおススメの方法です。

2-2.とりあえず何でもメモする習慣をつける

次に、悩みがないときであってもメモする習慣をつけることが大切です。いわゆるユビキタスメモというやつです。

「あっ!」と思った閃きやアイデアはすぐに消えてしまいます。ブログのヒントを掴んだとしても、すぐに忘れてしまうことがあるのです。

だからこそ、私は常にメモを取ります。もしブログのネタになりそうなものであれば、最近は迷わずブログエディタにメモを残します。

よく物忘れをしてしまう方は、ぜひこの瞬間からメモを取ることをおススメします。試しにこの記事で気になった点を今すぐメモしてみてくださいませ。

 

3.アウトプットはスピードと絞り込み

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photo credit: Éole via photopin cc

最後にアウトプットですが、私はまだ「これなら必ず誰かの役に立つ!」という方法論を持っていません。試行錯誤しながら、まだまだ改善していく予定です。

ただ、ほぼ1年間毎日ブログを書いてきて、これだけは意識したいというポイントが2つありますので、そちらだけ紹介させて下さい。

3-1.何よりもアウトプットできないことを恐れる

ブログを書き始めたものの、どこか納得いかなくて未公開になった記事はありませんか?そしてその記事を最終的に削除したことはありませんか?

約2年前、私は全くブログが書けない時期があったのですが、まさにそんな状態でした。下書きを消してはまた書き直し・・・と言う状態は本当にストレスでした。

記事の質を高める工夫は非常に大切ですが、。逆に、言葉にしなければ届くことは絶対にありません

だから、私は一度書き始めたら最後まで書ききることを強く意識しています。完璧主義を目指しがちな自分が嫌だという人に、ぜひお勧めしたい方法です。

3-2.メッセージを1つに絞る

このブログでは「今回のカギ」というコーナーを設けていますが、これはとても効果がありました。

毎記事ごとに、一番の学びはなんだったのか考える癖ができ、ブログのメッセージを一つに絞ることができるようになったのです。

ブログはプレゼンテーションと同じであり、メッセージがシンプルで分かり易いほど、相手の行動の変化に繋がります。

記事を書ききった後「この記事のメッセージはなんだったのか?」と振り返る癖をつければ、記事の質はもっと高くなるでしょう。

 

今回のカギ

このタイトルに「初級ブロガー」と書きました通り、私もまだまだ半人前のブロガーです。先日も大切な読者の方から厳しい指摘を頂きました。

上で書いていたことは「心を開くエントリー」を書くための基本だと思いますが、この基本が最近疎かになっています。

これを機に、もう一度基本に立ち返り、読者の設定・インプット・アウトプットの3つのステップをもっと改善していこうと思います。

もし良かったら、ぜひ一緒に!

@3_wa

参考記事

これまでもアウトプットの質を高めるための本を何冊か読んできました。ここでもう一度整理し、文章術を磨こうと思います。

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