私がTwitterを半年間辞めていた3つの理由

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 Twitterに触れなくなってから約半年が経過した。フォロワ―がどんどん減ると思っていたら、むしろ合計フォロワ―数は増えた。予想外の展開ではあったが、同時にTwitter人気が高まっている様子を触れずとも感じた。

 約半年前、Twitterから一旦離れようと決めた前日あたりからお腹を崩していたため、友達からは「お前、生きているのか?」と心配された。Twitterをやっていたことで、自分のつぶやきがなくなると知り合いが心配してくれるという、ちょっとした“繋がり”に感謝を覚えた。

 それでも、あの頃はTwitterからしばらく離れようと思った。今回は半年間を振り返る意味でもTwitterから離れた3つの理由を紹介したい。

 

1.上司から止められた

これにはビックリした。

 別に仕事中にTwitterをいじっていたわけではないが、非常に尊敬している上司から言われた言葉は何とも胸に響いた。

「一生心に刻まれるような文章(言葉)を書ける社会人になれ」
「一つの現象を腑に落ちるまで(一人で)考え抜く力を養え」

 Twitterを利用するようになって“人に聞く”ことと“長い文章を書かなくなった”ことは事実であった。そして、これ以後、一人で物事を考え、ある程度の情報をまとめた文章を書くことを心掛けていった。

 

2.他の情報源に目を向けた

目に映る光景に集中しようと思った。

 以前、あるセミナーに参加した時、米倉誠一郎教授から「携帯(PC)ではなく、おれを見ろ!」と注意されたことを思い出した。教授の素敵な話をより多くの人に知ってもらいたいとTwitterで議事録を取っていたのだが、まず自分が目の前で起こる一瞬一瞬の変化に集中していなかった。

環境が目まぐるしく変わる毎日を、もっともっと大切にしようと思った。

 

3.実は電波がなかった

ご存知の方は多いかもしれないが、ずっと電波のない場所にいた。

 アジア最貧国のうちのひとつ、バングラデシュ。途上国の中では非常にデジタル化が進んでいる国ではあるものの、停電は一日数回起き、電波もまだ安定はしていない。Twitterのタイムラインを追ったり、Youtube動画を見ようとする度に、ネットが止まった。正直、この何とも言えない待ち時間が堪らなくストレスだった。

 

Twitterから離れたことで得たこと

Twitterから離れたことで、いくつか得られることもあった。

ある程度まとまった文章を書く機会が非常に増えた
 後日間違いなく紹介するが、バングラデシュでの勤務中、文章を書く機会が非常に増えた。最後の一カ月に限っては、3000~4000字の文章を20本近く書いた。そして何度も校正を繰り返し、言葉を選ぶ練習を積み重ねた。

情報を掴むために足を動かすようになった
 これは以前から心掛けてはいたことでもあるが、ネット環境が悪くて知り合いも限られた場所では、とにかく足を動かして情報を集めることが一番であることを学んだ。見知らぬ人に平気で話しかけることができるように“戻った”のは大きな収穫だった。

本やブログを読むようになった
 電波が悪くなったことで、いかにして“効率よく必要な情報を集める”ことができるか手段を考えた。論文や本を読む量が増えたが、ブログを読む量も増えた。Google Readerで見出しを一気に読み流し、特に気になった情報のみInstapaperでTEXT化して読む。これならバングラデシュでも十分に良質な情報を集めることができた。

 

これから

以上、ここ半年Twitterを辞めてからの変化であるが、最近ふと思ったことがある。

「今、Tiwtterをやらない理由はないのではないか?」

ここは日本。ネット環境も良く、まとまった文章を書くことや一つのことをきちんと悩みぬく重要さも学んだ今、改めてTwitterの活用法が広がってきた気がする。もっと多くの情報を集め、発信していくために、何より人と“ちょっとした繋がり”をもっと広げるためにTwitterを上手く利用していきたい。

というわけで、Twitter再開します!

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