いつもブログにお越しいただき、ありがとうございます。
4/7(日)まで東ティモールに出張しており、この出張期間中はこれまで書いた記事の中でぜひおススメしいたい記事を再掲載していきます。
本日ご紹介するのは、2012年10月18日に投稿したこちらの記事です↓
全世界共通!聴衆の心を掴むプレゼンテーションの極意「7つのS」 | みんなの扉を開くカギ
社会人になってからプレゼンテーションの手法について実践を交えながら研究してきました。
海外のパートナーともプレゼンのノウハウについて話し合い、世界のどこでも活用できる「7つのS」を導き出しました。
プレゼンに興味のある方、人を動かす話し方について関心のある方は、どうぞご覧くださいませ!
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What is the key of presentation(プレゼンのコツって何)?
日本へ留学に来た友達からの質問に悩みました。
プレゼンテーションの目的は聴衆の心を掴み、行動に繋げることです。
ここまでは伝えられたものの、具体的にどんな点に気をつけるべきか上手く説明できませんでした。
しかし、先週参加した「プレゼン大会」のおかげで、私なりにプレゼンのコツを整理できました。彼にそのことを紹介したところ、大絶賛でしたのでご紹介します。
心を掴むプレゼンの極意「7つのS」についてです。
有名なTEDのプレゼンから学ぶ「7つのS」
良いプレゼンには法則があります。私は世界最高峰のプレゼンテーションTEDカンファレンスの動画を200本近く見てきましたが、たくさんの共通点を見つけました。
TEDから学んだプレゼンの極意「Simple」「Short」「Story」「Smile」「Slow」「Surprise」「Study」という7つのSをお伝えします。
■1.Simple(シンプルにいこう)
人の心を掴むのに難しい説明は入りません。シンプルな言葉で十分です。
もし興味をもってくれたら自分で調べてくれますので、まずは心に響くシンプルなメッセージ作りです。
難しい説明が必要なら、比喩を使うなど分かり易く伝える工夫をしましょう。
■2.Short(短くまとめよう)
心を掴むのに長い時間はいりません。3分で心を掴むことも可能です。
聴衆が何を知りたいかを意識して、「自分が言いたいこと」を削ることが大切です。
話す内容を絞り、無駄な説明をとことん減らすことを意識しましょう。
■3.Story(ストーリーを語ろう)
聴衆の心に一番響く話は、自分の体験談です。
悩んだり、苦しんだ経験から生まれたメッセージが感情を揺さぶるのです。
恥ずかしがることはありません。ありのままの自分の物語を伝えましょう。
■4.Smile(笑顔で話そう)
心と心を繋ぐシンプルな魔法、それは笑顔です。
笑うことで、自分も聴衆もオープンになり、心の壁がなくなるのです。
顔が強張っていては心の扉は開きません。緊張したときほど笑いましょう。
■5.Slow(ゆっくり伝えよう)
人は緊張すると早口になりますが、これは良くないプレゼンの代表例です。
難しい説明をするときほど、相手が理解しているかどうか表情を確認することが重要です。
ペースを落として話すことで自分も落ち着きます。焦らず、相手のリズムに合わせてゆっくり話しましょう。
■6.Surprise(サプライズを作ろう)
良いプレゼンには予想外のプレゼントがあります。
情熱的なメッセージ、巧みな比喩。忘れられない驚きの瞬間があるのです。
聴衆の予想や期待を裏切るような仕掛けを楽しみながら作りましょう。
■7.Study(もっと学ぼう)
プレゼンは行動なしには成長しません。
良いプレゼンを見て、実践を重ね、改善を繰り返すことで磨かれます。
良いプレゼンにゴールはありません。コツコツ勉強を続けていきましょう。
今回のカギ
今回はプレゼンを磨くためのカギ「7つのS」を紹介しました。最後にもう一度確認しましょう。
■1.Simple(シンプルにいこう)
■2.Short(短くまとめよう)
■3.Story(ストーリーを語ろう)
■4.Smile(笑顔で話そう)
■5.Slow(ゆっくり伝えよう)
■6.Surprise(サプライズを作ろう)
■7.Study(もっと学ぼう)
海外の友達も大絶賛だった7つのS。もし海外の友人がいらっしゃったらぜひお伝えください。きっと共感してもらえるでしょう。
【参考1】「7つのS」がよく分かるTED動画2選
冒頭でご紹介した通り、私はTED動画からプレゼンのコツを学びました。「7つのS」が良くわかる2つの動画をご紹介します。
「Simple」「Short」「Story」のあるプレゼン。3分間という時間でリーダーシップを学ぶことができる最高のプレゼンです。ぜひご覧ください。
「Smile」「Slow」「Surprise」のあるプレゼン。観客のことをよく見ながら、笑顔でゆっくり話す姿勢はお手本です。
2人目のBLACKさんはヨーヨーの世界チャンピオン。ブログでも紹介されていましたが、世界チャンピオンですら「Study」を繰り返し、技もプレゼンも磨かれています。
【参考2】「7つのS」がよく分かるブログ記事3選
私がプレゼンをする前に必ず読む記事が2つあります。どちらも「7つのS」に通じる素晴らしい記事です。
昨年のテック系コンペティションIVSで優勝した@mocchiccさんのプレゼン方法論。メチャクチャ参考になります。
いつもチェックしている@shigotanoさんのチェックリスト。「7つのS」を具体的にどう実践するかよく分かります。
【参考3】「7つのS」を発見した東ラ研「プレゼン大会」
上でも触れた通り、プレゼンは実践と改善によって磨かれますが、そんな場は滅多にありません。
先日参加した東京ライフハック研究会の「プレゼン大会」は失敗を恐れずに挑戦し、沢山のフィードバックをもらえる場でした。
今回の「7つのS」もプレゼン大会に参加したからこそ、発見できました。素敵な場を作ってくれた北さん(@beck1240)たちには本当に感謝です。
ぜひ皆さんもインプットとアウトプットを繰り返してプレゼンスキルを磨いてきましょう!
@3_wa