「あの時、あれをしておけば良かった・・・。」
こんな悩みを抱える方に朗報です。誰でも幸せになる方法が見つかりました。
発見者はハーバード大学の社会心理学部の教授ダン・ギルバートさん。博士の考える「幸せ」の法則についてお伝えしましょう。
2つの同等な幸せ
幸せは2種類に分けることができます。
たまたまお金が儲かり幸せだと感じる人もいれば、お金を失ったけれども大切なことを学んだから幸せだと感じる人もいます。
自然発生的と人工的。事実はほぼ反対ですが、幸せの大きさは変わらないとギルバートさんは語ります。
人間には「心理学的免疫力」があり、予想通りにいかないときほど、この力が強く表れます。
負け惜しみや強がりではなく、無意識で世界を良く感じられるように脳内で合成された幸せこそ、幸せに生きるカギなのです。
幸せの障害1:資本主義
不幸が生まれる原因の一つは「資本主義」です。
モノやサービスによって生活に差を作り、持たないことが不幸だというイメージを作りました。
人は、想像した未来を過大評価する傾向があります。
ずっと待ち望んだものが手に入ってもそこまで嬉しくなかった。こんな経験ありませんか?
幸せの障害2:選択肢
脳内で幸せを作る上で、一番の障害になるのは「選択肢」です。
選択可能な環境におかれると、選ばなかった選択肢に縛られるのです。
実際には、過去が未来に与える影響はほとんどありません。人は限られた選択肢の中でも、免疫力で幸せを作り出せるからです。
現在では選択の幅がどんどん広がってきました。こんな時代だからこそ、「選択」を見直して「幸せ」を自分で作っていきましょう。
【感想】「運が良かった」の力
頭の中で幸せを作るシンプルな方法として、プラスの言葉をよく使う方法があります。私の場合、どんな辛くても「運が良かった」とまず口にするよう心がけています。
言葉一つで毎日を楽しくする方法、もっと追求していきたいです。
動画情報
約21分の動画です。日本語字幕もありますので、ぜひご覧下さい↓
ダン・ギルバート:「私たちが幸せを感じる理由」
Dan Gilbert asks, Why are we happy?
※iPhone/Android等スマートフォンからはこちらの動画をご覧下さい↓
[1分TED]について
「TEDを見たいけど、英語が苦手。」
「10分は少し長い、見る時間がない。」
そんな声から、1分間で動画の魅力がわかるTED紹介、略して[1分TED]は始まりました。この記事を読んで、少しでもTEDの楽しさや面白さが沢山の人に伝わればと思っています。
NHKでも毎週月曜、夜11時から放送されていますので、ぜひご覧いませ。
スーパープレゼンテーション|Eテレ NHKオンラインそれでは、これからも楽しいTEDライフを!
@3_wa
参考
ダニエル・ギルバートさんの著書で「幸せ」のカラクリについてもっと詳しく書かれています↓
[1分書評]『幸せはいつもちょっと先にある-期待と妄想の心理学-(早川書房)』 ダニエルギルバート, 熊谷淳子 | Edu Dev.net